FICC KICKOFF 2017 開催

先日、渋谷キャストにてFICC KICKOFF 2017を開催しました。

昨年度のパフォーマンスの振り返りから、2020年に向けての経営戦略や事業戦略、新ロゴや東京オフィス移転の発表、そして内部人事戦略の共有が行われました。さらに会の最後には、全社員参加のワークショップを行いました。

2016年度の振り返り

昨年度は「クライアントの欠かせないパートナーとして、独自の価値を提供する」というビジョンの下、「コンサルティング事業」「代理店事業」「メディア・プロモーション事業」「BXクリエイティブ事業」の4つの事業部体制となり、変化し続ける業界や市場において、ビジネス目標達成に向けたソリューションを、各チームが考えてアクションを起こすことが求められるチャレンジの年でした。

また、パーセプションフローやKPIの知識がデジタルマーケティングのスキルとなり、さらにマルチセグメントマーケティングの知識が合わさることにより、データマネジメントのスキルとなる…といったように、知識と知識が掛け合わさりスキルとなり、さらに新たな価値を生み出すというサイクルができ上がり、知識集約型のビジネスに繋がる一年となりました。

FICC代表 荻野:FICCの次なるステージに向けて、会社全体で知識を価値に変え、知識と知識を掛け合わせることで価値そのものを向上させ、ビジネス成長を会社全体で実現していく

FICC IDENTITY

続いて、取締役の森からミッションや行動指針、ビジョンについて発表がありました。会社全体で同じ方向を向いて、知識を集約して価値に変えていくため、ミッションだけでなく、FICCという「組織」やFICCで働く「人物」なども定義した“FICC IDENTITY”をまとめ、全社員に共有をしました。

“FICC IDENTITY”の内容は以下のとおりです。

共に学び続ける情熱を、まだ見ぬ未来の価値へ

ミッション
学びの情熱、価値創造の情熱、そのものがビジネスである企業として、人が人であり続けられるための意義と環境を実現する

組織
互いの存在に心から感謝し、高度な学びから大きな価値とビジネスを創造する組織

人物
価値創造を可能にする多様性を受け入れ、共に学び、成長し合うことに喜びを感じる

行動指針
“FIND A BETTER WAY” 〜 まだ見ぬ未来の価値のために 〜
・主体性と創造性を持ち、学び続ける
・相手を理解し認め合い、多様性を掛け合わせ、新たな価値を見出す
・期待を超える価値を提供し続ける

ビジョン
“LEADING BRANDS TO DIGITAL”
ブランドをデジタルへリードし、マーケティングにおいてクライアントの最重要パートナーとなる

新しいロゴ/オフィスの発表

そして“FICC IDENTITY”を踏まえて刷新されたFICCの新しいロゴについて、取締役の戸塚から発表されました。

新しいロゴは、3本のラインのシンボルとタイポグラフィで構成され、行動指針でもある“FIND A BETTER WAY まだ見ぬ未来の価値のために”という考えのもと、まだ見ぬ未来の価値のために、学び続け、挑戦し続ける私たちの姿勢を表現したものです。

今回新しいロゴの考案・デザインを手がけたアートディレクターの冨田

新ロゴに続き、10月に移転する新しい東京オフィスの概要について発表がありました。

新しいオフィスは、“FICC IDENTITY”を踏まえ、「学び」や「成長」に最適な空間として設計されています。特に、知識や情報の共有に最適なコミュニケーションスペースや、学びやインプットのために設計された読書エリアなど、新オフィスの象徴的なエリアをパースとともに紹介しました。

FICC 2017〜2020

続いて、2017年度から2020年度に向けての経営戦略・事業戦略について発表がありました。
今期は、より事業間での連携を強め、知識集約型ビジネスへの転換をして、FICC全体として大きなビジネス成長の実現を目指していきます。

セールス戦略について説明をする森
これまでのFICCの変遷と2020年に向けての事業戦略について説明する荻野
事業部長 稲葉・林によるメディア・プロモーション事業部の発表
メディア・プロモーション事業部 事業部長 稲葉
メディア・プロモーション事業部 事業部長 林
福岡によるBXクリエイティブ事業部の発表
村松によるDDD(データドリブンデザイン)事業部の発表
代理店事業部 事業部長 富田による発表

ランチタイム

ランチタイムでは、普段なかなか交流の機会が少ない東京と京都メンバーのコミュニケーションや今年度入社した新しいメンバーの紹介も行われました。

フードクリエイティブカンパニー素粒子さんによるケータリング
今年度入社のメンバー紹介も行われました

内部人事プロジェクト

ランチを挟み、戸塚から内部人事のプロジェクトについて発表が行われました。これからもFICCがサスティナブルに成長していくための「持続可能なエンゲージメント」の実現について、エンゲージメントの概念や現状の課題、そしてプロジェクトの全体像などとともに説明を行いました。

さらに、プロジェクトの中の一つである「ライフイベントのサポート」についても説明し、「FICCで学び、価値創造をし続けたい人に対して、ライフイベントに寄り添った長く働き続けられる環境構築を実現する」というミッションを掲げました。

一人ひとりの生き方が多様化する中、それぞれに合わせた働き方の選択肢を実現するための必要な要素について、「多様性」、「相互理解」、「教育」、「支援」の4つの観点で説明を行いました。

“FIND A BETTER WAY” ワークショップ

最後に、当日発表のあった「知識 ✕ 知識 = 価値」という考えを早速実践するワークショップを実施しました。

「2020年の東京オリンピック後の日本のデジタルマーケティングはどうなっているか?」というテーマで、特定の業界やトピックにおいて、5年後想定できる課題を定義し、その課題解決とクライアントのビジネス成長を両立させるデジタルマーケティングのソリューションを考えるというものでした。

知識と知識を組み合わせて新たな価値を生み出すという考えに基づき、各チームがそれぞれの知識や経験などを活かし自由にアイディアを出し、新たな価値を生み出すという、まさしくFICCの行動指針である“FIND A BETTER WAY”の実践の時間でした。

ワークショップを企画したプロデューサー加田木
チーム分けの発表
各チーム、議論が白熱しました
発表にフィードバックする荻野
発表の模様

各チーム、議論は大いに盛り上がり、とても見所の多い発表内容となりました。各チームの発表に対して、テーマとブランド双方の課題を抑えられているか、データ、もしくはデジタルが価値を生んでいるか、戦略的であるか、自分たちで実現可能であるか、そして説得力はあるか、という視点で役員による評価が行われ、1位から3位のチームへの表彰が行われました。

取締役 森から優秀チームへのフィードバックが行われました

今年度のKICKOFFは、経営からの発表だけでなく、全社員がインプットしたものをアウトプットできるワークショップも盛り込まれ、とても有意義な機会となりました。
これからも“FIND A BETTER WAY”の姿勢で、ブランドや企業のデジタルシフトをリードし、マーケティングにおけるクライアントの欠かせないパートナーを目指して参ります。

FICCについて

LEADING BRANDS AND PEOPLE TO PURPOSE

  • 持続するブランド
  • 市場を創るマーケティング
  • 共創がつづくクリエイティブ
  • 存在意義の共創

ブランドマーケティングの実績と哲学

ブランドの社会的意義による新たな市場を創造する「ブランドマーケティング」の考えと、10年以上にわたる戦略とクリエイティブの実績、人の存在意義による共創を通じて、企業のブランディングやマーケティング活動の支援や、さまざまな企業やセクターの方々と未来のビジョンの実現に向けた取り組みを行っています。