プロトタイピングを中心にした一般的な新規事業開発は、製品開発後のビジネスの行き詰まりによってピポットや巻き戻しを生み出し、巻き戻り工数を多く発生させます。本来、新規事業開発のゴールは「事業者の開発・生産」ではなく「消費者の購買・利用・再購入」であるはずです。
FICCが提供する新規事業・イノベーション支援は、製品企画段階からパーパスに基づいたブランド戦略/マーケティング戦略を見越して計画を立案し、イノベーションをビジネスに直結させる「究極のフロントローディング」を実現します。
新規事業が最終的に売れることは大切ですが、消費者の顔色を伺うあまりブランドが真に推進したいイノベーションでなくなってしまっては本末転倒です。ブランドの存在意義を整理し、この新規事業が成し遂げたいゴールを設定することで新規事業の提供価値を明確にし、テンポよく事業開発が行われる下地を整えます。その上でイノベーションを最も求めている消費者に届けるためのマーケティング、そして中長期的視点から社会に定着するためのブランディングを実施します。
ブランドのこれまでの歴史や背景、関係者や消費者が共通で持っている認識をまとめ「カンパニーブランドが何を目指し」「どのようなブランド固有のベネフィットから市場を形成し」「施策の武器となるブランド資源があるのか」をワークショップ形式で整理します。
新規事業が市場に正しく受け入れられるのか、その心配の前にまず「新規事業の目的設定」からスタートします。そののち、マーケティング視点から消費者のジョブを理解することで新規事業が提供するべきベネフィットを導出し、新規事業が満たすべきステップが判明します。最終的にMRD(Market Requirements Document)とPRD(Product Requirements Document)を内包するコンセプトシートを完成させます。
さまざまなタッチポイントを経て消費者は製品/サービスにたどり着き、ブランド体験をし、その結果として消費者のロイヤルティは変化します。パーセプションフロー・モデルによって理想的な消費者心理の変化を設計した上で、適切なコミュニケーション内容を決定し、製品/サービス内容やマーケティング施策に活用できる状態を目指します。
FICCの新規事業・イノベーション支援サービスは、新規事業が何を目指しているのかを整理するための「ブランドホロタイプ®・モデル策定」、ブランドの存在意義とマーケティングを一致させる新たなアイデアを創造する「コンセプト策定」、そして新規事業が正しく消費者に受け入れられるための「体験設計」の3つのソリューションを提供します。この3つを組み合わせることで現在の事業の状態に最適なサポートをご提案します。
カンパニーブランドや親ブランドの存在意義を明らかにすることで新規事業が担うべき目的と社会意義を明らかにします。
ブランドが目指すべきゴールに向け、消費者のインサイトとブランドの持つ資源を掛け合わせた、新たな事業コンセプトを開発します。
新規事業が消費者に向けどのような情報を提供し、どのような体験を提供すれば効果的にブランドを形成できるのか、適切な情報設計を行います。
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