第9回NED「デジタルターゲティングによるアニメプロモーション」登壇

FICCにて企画・制作を行ったクレアラシルのデジタルプロモーション「クレアラシル×カゲロウプロジェクトキャンペーン」が多数のメディアにて話題化したことからお誘いをいただき、第9回NED「デジタルターゲティングによるアニメプロモーション」へ弊社プロデューサーの稲葉 優一郎とディレクターの内藤 伸介が登壇いたしました。

稲葉・内藤は「クリエイティブからのグロースハック」をテーマとして掲げ、クレアラシル×カゲロウプロジェクトキャンペーンを事例に、施策を提案するに至ったプロセスや、アイデアに厚みを出すための手法等についてをお話いたしました。また、パネルディスカッションではクライアントであるレキットベンキーザー・ジャパン様、ピザハット×ラブライブ!のコラボレーション企画を仕掛けたスパイスボックス様、アニメコンテンツマーケティングを先導しNEDを主催するシェアコト様と共に、取り組みのポイントについてセッションさせていただいています。稲葉・内藤両名のコメントを下記に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

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Producer 稲葉 優一郎

稲葉 優一郎よりコメント

今回のイベントでは短い時間ではございましたが、「デジタルターゲティングによるアニメプロモーション」という大きな議題の中で、「クリエイティブによるグロースハック」というテーマでお話させていただきました。

登壇した三社が様々な角度からアニメコンテンツとデジタルプロモーションについて、発表をさせていただきましたが、成功事例と呼ばれるような事例の中で、グロースハックに繋がる重要なポイントとして、ブランドとコンテンツの持つ構成要素から共通する文脈を取り出し再構築することで、コンテンツファンに通じるブランドエンゲージメントが達成されるという共通点が見つかったのが印象的でした。そのように全く異なるブランドとコンテンツの中から共通するコンテクストを引き出し合うことが、コラボレーションを実施する上で立場の違う企業とコンテンツ版元の両者にバリューの出る施策なのだと感じております。

また今回のイベントでこのようなプロモーションに対して短期的な効果があることがわかった一面で、質疑応答でもあがっていたように、長期的な取り組みに対する効果についてはまだまだ研究が必要という課題も明確にあると思います。データを使って長期的なエンゲージメントに活用する、短期的なプロモーションと割り切り何度も継続して実施していくなど、コンテンツを消費する企業側からの視点で考えた場合のバリューは容易に検討することができますが、企業とコンテンツ両者に対してバリューのある施策を構築していくことがこのテーマを抱えて仕事をする僕らエージェンシー側の課題だと感じました。

引き続きコンテンツと企業のいい関係を目指して色々な施策にチャレンジしていきたいと思いますので、またこのようなお仕事に携わり、登壇の機会がありましたら、ぜひラーニングを共有させていただきたいと思います。

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Director 内藤 伸介

内藤 伸介よりコメント

短い時間でしたが今回のイベントでは、ブランドとアニメのコラボレーションにおけるクリエイティブ設計の考え方をお話させていただきました。
クリエイティブとは「本来相関関係のない両者に、関係性を創りあげる」ことであると考えていますが、デジタルが広まった現代において、ユーザーインサイトは多様性をもつようになり、プロモーションの手法も複雑になってきています。

アニメをはじめとしたコンテンツとのコラボレーションは、かつてはキャラクターを単純なアイコンとして使うことが多かったのでは、という印象ですが、近年急激に進化をしていることを、今回のイベントに登壇した3社の発表、ご来場いただいたお客様からのご意見などから感じました。クリエイティブ設計のロジックは成功事例に共通しているものが確かに存在し、現代におけるアニメコンテンツマーケティングというかたちになってきているのではと思います。

アニメコンテンツマーケティングはファンがターゲットになることから定量的なものはもちろん、定性的なインサイトもより明確に掴むことが強みの一つであると考えています。アニメコンテンツに対して深くエンゲージメントをしているファンとブランドとの関係性を創ることで、短期的に深いブランドエンゲージメントを複数の企業が達成しています。反面、長期的な効果を出せるものへの進化も問われてきていますが、多様化する現代においてソリューションとして大きな力を持っている手法のひとつであると考えております。

成功にはブランドとアニメという相関関係のない両者に関係性を作り上げることが成功に不可欠であり、そのために両者それぞれとの関係性を創ることが私たちエージェンシーのまず第一歩目の仕事であると考えております。またこのような機会があればお話させていただきたいですし、そうした場を通じて、たくさんの方と繋がりたいと思います。