「商品の機能説明」ではなく、「選ばれる理由」を伝える動画設計
ペット第一主義を掲げるライオンペット株式会社が展開する『PETKISS』は、愛犬・愛猫のお口の健康を支えるオーラルケアブランドです。
愛犬の歯みがきへの関心が高まる一方で、毎日のオーラルケアを継続するハードルは依然として高く、「本当に効果があるのか」「愛犬も自分も喜んで続けられるのか」といった不安を抱える飼い主も少なくありません。
そこでFICCでは、「PETKISS 食後の歯みがきガム」のブランド価値を伝えるプロモーションムービーを企画・制作。「PETKISSなら最も歯垢を除去してくれそう」という期待感の醸成をゴールに据え、ライオンが長年培ってきたオーラルケア研究や開発者の想いを軸に構成しました。
また、「PETKISS 食後の歯みがきガム」独自の「ねじれ×密着」構造をCGアニメーションで分かりやすく表現し、歯垢を絡め取る様子を視覚的に訴求。広告色を抑えた自然な啓発コンテンツとして、ブランドの魅力を押しつけるのではなく、ストーリー性と映像演出で視聴者を引き込み、最後まで見てもらえる動画を目指しました。

愛犬のオーラルケア文化を習慣化するためのコミュニケーションの共創
FICCでは、ブランドが目指す未来をクライアントと共有し、その実現に向けて生活者とのコミュニケーションをどのように設計していくかを、ともに考えることを大切にしています。
PETKISSが目指しているのは、歯みがきガムという商品の販売にとどまらず、愛犬のオーラルケアを毎日の習慣として世の中に浸透させていくことです。その実現には、一度きりのプロモーションではなく、生活者との接点を積み重ねながらブランドへの認知や共感を育み、「愛犬のお口の健康を守ることが当たり前」という価値観を社会へ広げていくことが重要です。
そこで今回のプロジェクトでは、ライオンペットとこの目標を共有したうえで、生活者にどのような認識を持ってもらいたいのか、そのためにPETKISSの何を伝えるべきなのかをともに整理しました。 商品の機能・性能に加え、その背景にあるペットのオーラルケア研究や開発者のひたむきな想いを、ブランドが選ばれる理由としてコミュニケーションの核に据え、動画の企画・表現へと落とし込んでいます。

さらに、動画単体のクリエイティブに留まらず、今後のブランドコミュニケーションへつながる表現資産づくりにも取り組みました。PETKISSとして初めてブランドカラーを映像全体に一貫して展開し、ブランドの世界観を印象づける共通の表現として設計。動画だけでなく、今後の店頭やさまざまなコミュニケーション接点においても、一貫したブランド体験につなげていくことを見据えています。
今回制作した動画は、単なるプロモーション施策ではなく、PETKISSが目指す愛犬のオーラルケア習慣の浸透を支えるブランドコミュニケーションの資産として位置付けています。今後もさまざまなタッチポイントへ展開することで、ブランドへの共感や愛着を育み、生活者と長期的な関係性を築いていくことを目指しています。

