FICCとは、外資系や国内のさまざまな企業で、10年以上にわたって協働してきました。特にデジタル領域で、パーセプションフロー・モデル運用の豊富な経験を持つメンバーが活躍されています。
マーケティングで売上やマーケットシェアが伸びないのは、特定の競合からスイッチするコミュニケーションを行なっていないからかもしれません。ブランドが成長するためには、収益源となる競合を定め、一つずつ戦略的に攻めてゆくべきです。パーセプションフロー・モデルは、競合ブランドからの顧客獲得を起点に、リピート購入や口コミに至るまでの、マーケティング全体を設計します。
FICCはパーセプションフロー・モデルの設計に10年以上の経験を有する、日本で唯一のマーケティングエージェンシーです。私たちはマーケティングプランの立案だけでなく、施策の実行や、データマネジメントにもパーセプションフロー・モデルを活用し、幅広い業種で広告ROIの向上を実現しています。
パーセプションフロー・モデルは、Coup Marketing Companyの音部大輔氏によって考案されたマーケティング・マネジメントのモデルです。一連の購買行動プロセスを「自然な認識変化の流れ(パーセプションフロー)」として描き、組織的な協働を可能にするマーケティング活動全体の設計図として機能します。その習得と活用により、チームの連携だけでなく、マーケティング計画の早期立案や、規則的な活動の実行管理が可能になります。購買行動を8つの段階に分解し、全体設計に基づいて個々の活動を改善することができるため、確実にマーケティング効果を向上することができるのです。
FICCでは化粧品、トイレタリー、飲料、食品、車、IT、B2B、金融、保険など様々な業界でパーセプションフロー・モデルを活用しています。この経験に基づき、私たちはパーセプションフロー・モデルの汎用的なテンプレートを開発しています。
カスタマージャーニーマップはそもそもマーケティングのフレームワークではありません。顧客の行動から、製品やサービスの問題点を発見し、そのデザインを改善するために開発されたものです。顧客の行動からは、製品やサービスを含むタッチポイントとの関わり方がわかります。しかし、これは多くのブランドにとって、カテゴリー内の競合と大きな差がでるものではありません。カスタマージャーニーマップでは、マーケティングコミュニケーションに肝心な「特定のブランドを選択する理由」がわからないのです。多くの企業がカスタマージャーニーマップを作成した後に「打ち手がわからない」状況に陥るのはこのためです。
パーセプションフロー・モデルは、消費者の行動を左右するパーセプション(認識)の変化を描くことで、消費者の行動変容に必要なコミュニケーションを導き出します。過去の行動を表すカスタマージャーニーマップに対し、パーセプションフロー・モデルは未来の認識の変化を描く、マーケティングの全体設計図です。
競合から自社のブランドにスイッチした顧客は、既に望ましいパーセプションの変化を経験しています。FICCは独自の調査方法で100人の顧客から購買行動に伴うパーセプションの変化を明らかにし、効果的なコミュニケーションのリバースエンジニアリングを可能にします。
消費者は段階的なパーセプションの変化を経て、購入に至ります。メディアの効率や売り上げだけを見ていては、マーケティング全体を改善することはできません。FICCでは購買行動に伴うパーセプションの変化を8段階に分けたパーセプションフロー・モデルのテンプレートをCoup Marketing Companyと共同で開発し、施策ごとのKPI設定と効果測定に活用しています。
パーセプションフロー・モデルは他のスキルと同様に、実践しなければ習得することができません。「わかる」と「できる」には格段の差があり、経験を経なければ本質的な理解に至らないのです。このサービスではクライアント自らがパーセプションフロー・モデルを実践できるよう、2日間の集中的なワークショップで全ての工程を体験することができます。
パーセプションフロー・モデルをはじめとしたマーケティングナレッジを活用し、部門間の連携や社員の主体性、戦略の立て方など、事業が抱えるさまざまな課題に対して、解決のご支援をします。事業のリーダーと伴走しながら、持続的な事業成長を実現していくためのHOWを描きます。
こちらの詳細については、伴走サービスを提供するマーケティングナレッジ開発事業の紹介ページにてご覧いただけます。
FICCはパーセプションフロー・モデルの設計だけでなく、モデルに基づく施策の実行や、データマネジメントのサービスを提供しています。化粧品、トイレタリー、飲料、食品、車、IT、BtoB、金融、保険など、さまざまな業種においてマーケティング目的となる指標の改善に貢献しています。
アジアを代表する化粧品ブランドのデジタル広告のROIを275%に向上させることに貢献しました。
同ブランドの売上を180%に向上させることに貢献しました。
世界的な車ブランドの試乗率を500%に向上させることに貢献しました。
国内の金融サービスへの会員登録率を110%に向上させることに貢献しました。
FICCはパーセプションフロー・モデルの考案者であるCoup Marketing Companyの音部大輔氏と、日本最大級のリサーチパネルを保有するマクロミルとのパートナーシップを通じて、確かなマーケティング知識と、豊富な消費者データによるサービス品質の向上に取り組んでいます。
本サービスは、多くの世界的企業でブランドマネジメント組織を指揮・構築してきた、クー・マーケティング・カンパニーの音部大輔氏に監修をしていただいています。私たちのサービスの設計だけでなく、プロジェクト単位でのアドバイスもご提供いただいています。
パーセプションフロー・モデルの設計や、実行後の効果検証は、マクロミルが保有する日本最大級のリサーチパネルによって可能になっています。また、彼らの実行力の高さにより、短いリードタイムで利便性の高いサービスを提供することができています。
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