
2025年7月19日(土)に開催される「第36回愛知サマーセミナー」に、FICC代表 森が講師として参加します。
本セミナーは、30年以上続く、地域市民と学校が結びついた市民参加型の学びの場です。学校・地域・企業など多様な立場の人々が“教えたいことを教え、学びたいことを学ぶ”ことを目的に開かれています。森は、東京大学 山本浩司准教授、愛知県立大学 木内翔講師とともに、「歴史学・社会・アウトリーチ」をテーマとした講座に登壇します。
本講座では、経営者と歴史研究者が登壇し、専門教育を通じて学生が身につける能力と、ビジネスの現場で求められる力との違いや接点について議論します。歴史学と企業経営を手がかりに、文系学問とビジネスのそれぞれが担う社会的責任を見つめ直しながら、「出会うべき問いに出会うこと」の大切さについて考えていきます。
FICCからは、リベラルアーツの視点を経営に取り入れてきた実践事例として、森が登壇。一人ひとりが社会に「問いを立てる力」と「ナラティブ」を持ち寄り、人的資本としてビジネスの資源へと転換していく「リベラルアーツ経営」について紹介します。講座を通じて、教育と経営、理論と実践の間を行き来しながら、新たな視点や気づきの可能性を探ります。
第36回 愛知サマーセミナー2025の概要はこちら
https://samasemi.net/2025/
講座情報
講座番号:D007
日時:2025年7月19日(土) 4限(14:50〜16:10)
会場:名古屋学院 名古屋中学校・高等学校 1号館 2階 4A教室
テーマ:歴史学・社会・アウトリーチ
講師情報:
山本 浩司氏(東京大学 准教授)
森 啓子(株式会社エフアイシーシー 代表取締役)
木内 翔氏(愛知県立大学 講師)
愛知サマーセミナーとは
1988年に始まり、今年で36回目を迎える市民公開型セミナーです。教員、大学教員、企業人、高校生などがボランティアで講義を行い、誰でも自由に参加できるユニークな学びの機会として、「学ぶことは楽しい」という理念を持ち続けて、愛知の教育を変える大きなきっかけとなるムーブメントの波をつくってきました。
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