FICCとモーンガータによる共創プロジェクト「COLOR Again」。コスメを活用したアート体験イベントを7月12日に開催

使い道のなかったコスメが輝くアートに。サウンドバスによる瞑想で自身の中にある感性に出会うイベントを7月12日に開催。
〜サウンドバスによる自己内省とコスメアート体験による自己表現〜

FICCと株式会社モーンガータは、共創事業「COLOR Again」の第二弾となる自宅に眠る使わなくなったコスメを活用したアート体験イベントを、7月12日(火)19:30より株式会社ヤプリにて開催いたします。

感染状況も緩やかになり、少しずつ外出する機会も増えファッションやメイクなど、身なりに関して楽しみたいと思えるようになった昨今。ふとメイクポーチや化粧台を見ると、コロナ前に買ったコスメがあるという方も珍しくはないのではないでしょうか?実は化粧品の寿命は短く、衛生面的に安全に使用できる期間は開封後、半年〜1年と言われています。推奨期限を過ぎたコスメは、肌トラブルの元になるかもしれません。

パートナーであるモーンガータ社が2021年6月に独自で行なった5,000人調査で、コスメを使い切れずに捨てるユーザーが86.3%いることが判明。また、開発途上や生産過程などで化粧品メーカーから出る化粧品の中身(バルク)の廃棄量は、国内上位5社だけで年間約2万トンもあることが独自調査から浮き彫りになりました。

メーカーや消費者だけでなく、店頭や小売での在庫やテスターも合わせるとさらに膨れ上がり、膨大な量のコスメが毎年廃棄されている計算になります。これらの在庫や中身は、現在多くが焼却や埋め立て処分となっています。コスメを余らせて勿体無いと感じているのは、ユーザーだけでなくメーカーも同様であると私たちは考え、誰もが望まないジレンマになっていると考えます。

そこで昨年、FICCはコスメを多用途色材へと変える SminkArtを開発したモーンガータと一緒に、コスメの外面的な装いだけでなく、内面的な彩りをもたらし一人ひとりがすでに持っている可能性を取り戻そうという想いを込めた取り組み「COLOR Again」を立ち上げ活動してきました。第一弾となるイベントが大好評で幕を閉じましたが、この度2022年7月12日(火)にイベントを開催することが決定いたしました。

今回のイベントでは、自分の内側にある声に耳を傾け、自宅に眠っているご自身のコスメを活用しアートとして表現しながら、さまざまな人の価値観に触れることで自分の感性に気づけるだけでなく、最終的に自分に自信を持つことができるような体験をご提供します。前回ゲスト出演したHIKOKOMAMI氏が公式アンバサダーとして就任し、COLOR Againと共に一人ひとりの色を見つめ、その人らしさを取りもどす活動を行っていきます。

イベント概要

日時:7月12日(火)19:30〜21:30(19:15開場)
場所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 41階 株式会社ヤプリ 本社
参加人数:50名(事前予約制)
内容:サウンドバスによる自己内省、コスメアート体験、参加者同士のワークショップ
持ち物:ご自宅に眠っているカラーコスメや香水
ゲスト:HIKOKONAMI
参加費:5,000円
お申し込み:https://coloragain.peatix.com

前回の参加者の声

個人の想いが社会を変える力になると信じるCOLOR Againは、プロジェクトに賛同いただいた企業の方々にも参加いただき、社会的なロールに囚われず、一ひとりの「人」としての想いに向き合う場を生み出しました。

今の自分に足りないものを考えるだけではなく、あるものに目を向けられるようにしようと思いました。

何かを成し遂げようとするときに、思い入れが強いあまり肩肘を張ってしまうことが多いのですが、頑張る自分を抱きしめてあげたい気持ちになりました。また、沢山の色に触れることは心が豊かになると思いました。

現状を難しく考え過ぎたり、理想に固執するゆえ視野が狭くなっていたことに気付いた。同じ悩みを持った人には、話を聞いてあげることや違う視点をシェアすることがすぐ出来ることかなと思います。

※ 2021年11月に行われたイベントレポート
「私らしさを、ことばでなんか、語られてたまるもんか。」
https://note.com/ryokachii/n/n6409c6dec47f

SHE Ginzaで行われた前回のイベントの様子

公式アンバサダーに HIKOKONAMI氏 就任

前回のイベントで初対面となったHIKOKONAMI氏。イベント後も交流を続け、お互いに大切にしているものの一致やサウンドバスの音色とコスメのキラキラした表現との親和性を互いに感じ、この度アンバサダーとして就任いただきました。COLOR Againとしても大変嬉しいニュースとなりました。COLOR Againが大切にしているビジョン「人やモノの可能性や多様性を尊重し合える社会を」を中心として、その想いに共感してくださった方々との出会いや交流自体が、目指したいビジョン達成の第一歩になることでしょう。

サウンドセラピスト HIKOKONAMI

プロフィール

HIKOKONAMI
幼い時から仏教の教えを受けて育ち、家庭では音楽とともにある日々を送る。2005年に渡米、NY大学でボランティアとして音楽療法に携わったことをきっかけに教育、実践、ヒーリングの観点から音楽を学び直す。New York Open Center 『Sound and Music Institute』にてサウンドヒーリングを体系的に学び、その後はNYを中心にサウンドセラピストとして活動。 数々のメディテーションイベントや音楽・アートのイベントに登壇する。 2019年に帰国。拠点を日本へ移し、音を使ったリラクゼーション商品のプロデュースやアートプロジェクトなどを中心に活動。DJ/プロデューサーの大沢伸一氏と共にサウンドフルネスをテーマにパーティーを主催や大阪芸大にて音の研究についてクラスを提供など活動は多岐にわたる。

コメント

COLOR Againの個々のCOLORがあるという想いに共感します。自分を抑え込まず、人がその人らしく輝いている、その美しさがもつパワー、セルフラブでいること自体が社会貢献だと思っており、公式アンバサダーとして一緒に活動できることを嬉しく思います。また自宅や企業に眠っているコスメを利用した色材でアートする行為に、意味が深く、感銘を受けています。

SminkArtを使うことでよりキラキラ感が出て、水彩画のような独特な質感が本当に自分が感じている音のイメージを凄く具現しやすくて、とても親和性を感じています。自分の中からできたものをアートとして可視化し、自分で鑑賞できるのが本当にいいなと思っていますので、絵が視界に入るようなライフスタイルにして欲しいなと思います。

アート表現の中には正解不正解などはありません。批判やダメ出しなどはぜずに綺麗だなと、純粋な気持ちで感じた想いは、自己肯定感やセルフラブにつながると思います。フレームにした自分の絵は目に入るところに飾り、毎日のお守りのように自分との小さな対話に使っていただけたらとっても嬉しいです。

COLOR Againとは

企業や消費者が使いきれずに余らせてしまうコスメを色材に変身させて、コスメ利用率100%を目指す「COLOR Again」は、モーンガータとFICCの共創プロジェクトです。コスメのアップサイクルだけでなく、自分にとっての豊かさに出会い、生活に取り入れていけるような活動を、さまざまな企業や業種の垣根を超えて発展させています。私たちはコスメに本来宿っている創造性や自信の力で、社会によって色あせてしまった個人の色を取り戻し、一人ひとりの可能性や多様性を尊重し合える社会を目指します。

公式サイト: https://color-again.com/