本当に価値あるタレント起用を。FICCとポップカルチャーの牽引者・アソビシステムが業務提携を開始

ブランドマーケティングエージェンシーとして数多くのブランドビジネスを成功に導いてきた株式会社エフアイシーシー / FICC inc.(本社:東京都港区、代表取締役:森 啓子、以下FICC)は、ブランドにとって本当に意義あるタレント起用/パートナーシップを実現するため、ポップカルチャーの牽引者としてきゃりーぱみゅぱみゅ、中田ヤスタカ、増田セバスチャンなど世界で活躍するタレントを多数輩出するアソビシステム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中川悠介、以下アソビシステム)と業務提携を開始したことをお知らせします。

業務提携に至る背景

タレント(※1)はブランドの「顔」として、消費者に対して今なお大きな影響力を持っています。一方で、これまでのタレント起用の主な判断基準は「好感度」であり、起用期間は「短期的」、そしてその起用方法は多くの場合、TVCMを中心とした「広告」であることが通例でした。

しかしブランドにとってこのタレント活用は、タレントの持てる資源を活用しきったかたちにはなっていませんでした。特に現代、タレントの活動はテレビという枠に収まらないかたちで、SNSなどさまざまな接点を通じて世間に発信され、消費者とつながりを深めています。

さらに、現代の消費行動環境は、SNSなどによって、世界中で起きている社会・文化の変化に大きな影響を受けるようになっています。そして、こうした環境の変化に後押しされてか、Z世代と呼ばれる1995年以降生まれの若者世代を中心として、ブランドを購買する傾向に大きな変化が起きつつあります。

こうした潮流のなかで、ブランドとタレントの関係は、新しいかたちで結びつきを強めるべきだと私たちは考えています。中長期的なブランド戦略の中核に伴走するタレント起用を実現するために、”社会的意義”を重視したブランド戦略策定とその実行をリードするFICCと、”ブームではなくカルチャーをつくる”を理念に掲げたタレントマネジメントを手掛けるアソビシステムの業務提携を開始します。

※1 本リリースでは俳優・アーティスト・クリエイター等を包括して「タレント」と呼称しています。

本業務提携の経緯についてはこちらの記事をご参照ください。
そのタレント起用に意味はあるか?ブランドがタレントを活用し切るためのある視点

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本業務提携によって提供する価値

1. タレント起用の新視点「価値観」

本取り組みでは、ブランドの社会的意義への共感を起点としたタレントの起用を行います。アソビシステムがマネジメントするタレントはそれぞれが「何を良しとするか」への確かな価値判断基準を持っています。その価値観の一致を基準としたタレント起用によって、タレントを介してブランドと消費者の深い絆を作り出します。

2. タレント起用に長期的視座を

FICCが提供するブランド戦略は、”10年間”マーケティング活動の指針として機能することを目的に策定されます。そしてアソビシステムは一過性のブームではなく「青文字系カルチャー」や「KAWAiiカルチャー」などに代表されるように未来に残るカルチャーを築きます。両社が提携することにより、長期的にブランド価値につながるブランドとタレントのパートナーシップを実現します。

3. TVCMへの起用にとらわれないタレント活用

本取り組みはタレント起用に「価値観の一致」と「長期的視座」という新視点を導入することで、ブランド戦略の中核に伴走するタレント起用を実現します。ブランド戦略目標を実現する戦術・施策は広告だけではありません。キャンペーンやイベント、オウンドメディア、ECサイト。また顧客に向けたマーケティングのみならず、インナーブランディングやステークホルダー向けのコミュニケーションもタレント起用の検討範囲となります。FICCとASOBISYSTEMのコラボレーションによって、アウトプットありきではなく戦略的目標の実現のための最善手を導くことが可能です。

本業務提携にあたって

FICC 代表取締役 森 啓子

FICCのビジョン「あらゆるブランドと人がパーパスによって未来を創り続ける世界の実現」は、自社だけで実現する世界ではなく、ビジョンに共感し合う全ての人たちと実現していく世界であると考えています。本取り組みは、FICCとアソビシステムとが、ビジョンに共感し合い生まれました。これまでの業界の既成概念を解放し、社会的意義によりブランドとタレントが共創し未来を創造する。ブランドの課題を解決し、心から出会えてよかったと感じていただけるような長期的な価値を、アソビシステム社と共に提供します。そして、未来を共に創造するブランドの方々と、一人でも多く出会えることを願っています。

アソビシステム 代表取締役社長 中川 悠介

本プロジェクトは、ある意味でタレントの可能性を再定義できるポテンシャルを秘めたものであると感じています。タレント起用を考える際、認知度やSNSなどの計測可能な数値はもちろん大切ではありますが、それ以前に、タレントとは各々が代えがたい“魅力”を持った一人の人間です。そして、その魅力こそが熱狂や信頼を生み出す価値の源泉なのです。アソビシステムに所属しているタレントは皆、それぞれが創造性と発信力を兼ね備えたプロデューサーであり、クリエイターです。今回の協働を通じて、ブランドとタレント、それぞれだけでは作れない新たなストーリーを作っていければと思っています。形は違えど、共通の“つくる”というプロダクトの精神を持ち、弊社やタレント起用について深く理解しているFICCとだからこそ、本プロジェクトを通じて世の中に新たな価値を提供できるのではないかと期待しています。

FICC BX事業部 マネージャー 馬場 雄一郎

アソビシステムとFICCの共通点の1つに、続くものをつくるということがあります。アソビシステムはブームではなくカルチャーをつくる。FICCはトレンドではなくブランドをつくる。それはもうひとつの共通点である、責任を負うということにそのまま繋がります。続くものをつくるから、それは世の中にとっていいものでなければならない。続くものになるから、直接関わる人にとってもいいものでなければならない。同じ哲学を持ち、それぞれの領域で活躍する私たちは、お互いの強みを活かしながら強いチームをつくることができました。2社のコラボレーションにどうぞご期待ください。

企業情報

FICCについて

FICCはブランドマーケティングのフレームワークを活用したサービス提供に10年以上/100以上の経験を有するブランドマーケティングエージェンシーです。私たちは「あらゆるブランドと人がパーパスによって未来を創り続けている世界の実現」を目指し、ブランド戦略の立案からマーケティング・マネジメント、IMC・プロモーション実行、そしてデータマネジメント戦略や体制構築のコンサルティングなど、幅広い領域でブランドビジネスを成功へと導いています。

所在地:
東京オフィス
〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビルディング2F
京都オフィス
〒604-8261 京都府京都市中京区油小路御池下ル式阿弥町130SHIKIAMI CONCON 9号室

事業内容:
ブランド戦略立案・ブランディング支援、新規事業コンサルティング、マーケティング戦略立案、プロモーション立案・実行、データマネジメント支援

代表者:
代表取締役 森 啓子

URL:
https://www.ficc.jp/

アソビシステムについて

“ブームを作ることよりも、カルチャーを創る。今の時代に発信すべき「アソビ」をもっと。”
ASOBISYSTEMは、日本独自の文化である“HARAJUKU CULTURE”に焦点をあて、ファッション・音楽・ライフスタイルといった、原宿の街が生み出すコンテンツをサポートして成長させ、国内はもとより、世界に向けて発信するための活動をしています。日本で最もクリエイティブな人や物を生み出すパワーをもった街・原宿が、単なる地名の枠を超え、世界に認められるキーワードになることを目指しています。

所在地:
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目21-8 ASOBIFACTORY

事業内容:
タレントマネジメント、イベント事業、メディア運営、店舗事業、クリエイティブ事業、インバウンド/アウトバウンド事業、キャラクター事業

代表者:
代表取締役 中川 悠介

URL:
https://asobisystem.com/