「現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識」刊行記念イベント登壇

「現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識」刊行記念イベント「Webデザインの現在、そして未来」へ、弊社クリエイティブディレクターの福岡 陽が登壇いたしました。

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福岡は同書のCHAPTER1に連動したレイアウトに関してをメインに、スマートフォンが台頭したことによるWebレイアウトの変遷や、ナビゲーションの分かりやすさを果たすための工夫、モバイルファーストであるデザインの主流化において意識すべき事について等をお話させていただきました。

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福岡 陽よりコメント

短い時間でしたが今回のイベントでは、iPhone 6の登場によるWebデザインレイアウトの変化と今後のスマートデバイス上でのUIの展望をお話しさせていただきました。Webデザインは、世界中で大きな差がない環境の恩恵を受けながらこの業種は様々な波を作りながら成長してきました。そしてスマートデバイス誕生の狂乱の時代を経て、冷静になってみれば実はスクリーンの外に広大な世界が広がっていたということに気がついたのがここ数年のWebデザイン業界の動きだったのではないでしょうか。

人間が、そしてスマートフォンが物理的な存在であるように、スマートフォン上で再現されるWebサイトもまた物理的な存在と言えます。物理的な存在として、様々なデバイスで、様々な形でWebサイトが再現されることになってしまったことが、現在Webデザインを行う上での最大の障壁なのではないでしょうか。千差万別のシチュエーションに対して表示の最適化が行えることが理想ですが、残念ながら我々が持っている時間と労力は有限です。顧客・ユーザー双方が納得できるWebサイトと、我々がマルチデバイス対応に払うことができるコストを天秤にかけ、どのポイントで釣り合うのか見極める必要があります。例えばスマートフォンの画面が今後さらに巨大化しタブレットに近い視認性を持つようになれば、レスポンシブレイアウトよりも、viewportを固定することで同一のウェブサイトをリサイズして表示するほうがコストが小さくなるケースも生まれてくるかもしれません。

書籍「現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール3 」では閲覧デバイスの変遷によるWebデザインへの影響をいくつか紹介させていただきました。タッチスクリーンやトラックパッドの進化が、ユーザーのスクロールを行うことの心理的障壁を下げたことにより、ページングを排した縦スクロールサイトが爆発的に増加したのは記憶に新しいところです。今後も様々な箇所で進化が生まれるのでしょうが、一つ言えることは必ず「ユーザーが楽になる」変化をしていくということです。画面が大きくなって不便になった、という言い方をされるiPhone 6ですが、大きな画面でもさらに簡便に使えるようになる新しいUIが生まれる予兆を感じています。

今後もイベントやサイトを通じ、デバイスとWebサイトの変容についてお話しさせていただきたいです。書籍に関しましても、各分野のプロフェッショナルによる現在のWebデザインについての解説が詰まっていますので、ぜひ一度お手に取っていただければと思います。

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登壇者の皆様
左より(敬称略):佐々木智也、佐藤ねじ、貫井伸隆、福岡陽、山田晃輔

書籍情報
現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2

発売日:2014.9.12
出版社:エムディエヌコーポレーション、インプレス
監修:面白法人カヤック

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