全スタッフが自宅から参加したオンライン年末全社会を大公開。人との繋がりを考え直すリモート環境下でのコミュニケーションとは?

FICCでは、全スタッフが集う年末全社会を開催しています。この日は参加者が普段の業務を忘れ交流を楽しむ大切な場所です。去る2020年12月18日に「2020年度年末全社会」は開催されました。

5年前から始まった年末全社会は、通常オフラインで開催していました。2019年度年末全社会 大OIDEYASU PROJECTの様子はこちら。しかしFICCでは、新型コロナウイルス対策として2月中旬より原則出社禁止のフルリモートとなり、初のオンラインで年末全社会を開催することとなりました。

当日は一部運営メンバーを除き、約60名のメンバーが自宅から参加する初めてのイベントになりました。今回課題となったのは、オンラインで一体感をどう醸成するかという点です。同じ空間で共に時間を過ごしていると実感できる体験をどのように作るのか。FICCが実践したイベントの様子とその舞台裏をご紹介します。

年末全社会テーマ「MAKE ONE FICC!!」への想い

今回の全社会テーマは「MAKE ONE FICC!!」。
運営メンバーであり、今回の年末全社会のPMを務めたコーポレートチームの中村 萌子が、今回の年末全社会テーマとそれに込めた想いを語りました。フルリモートに移行し働いている環境がバラバラだからこそ、会社やスタッフ同士の繋がりがいつも以上に希薄になりがち。一人一人働く環境が違えど、改めて「チームっていいな、会社っていいな、FICCっていいな」と感じてもらいたいと考え、「MAKE ONE FICC!!」のワードを掲げました。FICCの組織テーマである「ONE FICC」は、対話を通して個々人の想いを新たな価値へ創造するという取り組み。あえてそれを”もう一度作り直す=MAKE”という意味を込めました。会社やチームで働くことの意義や価値について改めて気付いてもらえるような会を目指したと中村は言います。
しかし、社内へ事前に公開したテーマは「火星」。イベントに参加することで実感してもらいたいからこそ、イベント終了まで本来のテーマである「MAKE ONE FICC!!」を参加者へは伝えない予定だったと中村は語ります。年末全社会がスタートした5年前、業務を忘れて非日常を楽しんでほしいとの想いから、「実は全社会メンバーは火星人だった!」というストーリーを設定したのだそう。節目の意味合いも込めて、再び火星人の設定で伏線回収をしたのだと振り返りました。

イベントを支える運営メンバーの担当とこだわり

運営メンバーたち。〈上段〉左:中村 萌子、右:齋藤 紫乃〈下段〉左:加田木 智也、中央:山内 彩、右:土屋 有未

今回の年末全社会を企画したのは誰だったのでしょうか。
PMとして参加した中村 萌子をはじめ、メディア・プロモーション事業部 京都の齋藤 紫乃、コーポレートチームの加田木 智也、メディア・プロモーション事業部 東京の山内 彩、マーケティングナレッジ開発事業部の土屋 有未と、事業部もチームもバラバラである有志4名を中心に構成されています。数ヶ月前から、日常業務の合間を縫って準備を進めてきた運営メンバーたち。
さて、各メンバーがどのような想いを持ち寄与していたのか。前日までの準備から当日のタイムラインに沿って見ていきましょう。

招待状とお揃いのバーチャル背景を事前配布

左:配布されたZoom用の背景用素材、右:招待状。運営メンバーたちを連想させる火星人がいるデザイン

事前に社内に配布された招待状とWeb会議サービスZoomの背景用素材は、「火星」がテーマということで宇宙を彷彿とさせるデザインとなっています。今回このデザインを担当した土屋は、フルリモート下となった2020年度にFICCにプロデューサーとしてジョインしています。実務で接する社内スタッフが限られるからこそ、できるだけより多くのスタッフと接点を持ちたいという想いがあり、運営メンバーとして立候補したと語りました。
背景のグリッドに目がいく印象的なデザインは、「多様性」を意識したのだと。参加スタッフの数に合わせたグリッド数に設定されているため、全ての色が少しづつ違っています。さらに細部を見てみると、火星人に扮した運営メンバーがいたりと随所にこだわりが感じられるデザインです。土屋はこの制作を通して社内から専門的なアドバイスをもらうことで、自身のデザインに対する苦手意識も払拭できたとも言います。
お揃いのZoom背景を設定することで、オンラインでも全員が同じ空間にいるような一体感や高揚感を感じられる演出となりました。

各自宅に届いたサプライズ「MARSBOX」

自宅に送付されたMARSBOXの中身

なんと、全社会前に全スタッフ宛の自宅に郵送された「MARSBOX」。こちらは主に中村が担当しました。過去のオフラインでのケータリングのように、オンラインでも美味しいものを食べつつ会を楽しんでほしいと、運営メンバー全員で考えて用意した詰め合わせです。
段ボールやスケッチブックにはFICCのロゴやイラストが入ったオリジナルのものを用意しています。さらに、名前入りの手書きメッセージや、事前の社内アンケートにてスタッフの趣向を反映したドリンクが同封され、参加者全員に楽しんでもらいたいという運営メンバーの想いから、ひとり一人に向けてパーソナライズされた内容となっています。こだわりのドリンクは、日常的にSDGsに関心のあるFICCメンバーだからこそ、国産・地産地消・社会貢献を意識し選定されています。
このBOXは、事前に社内スタッフも巻き込んで準備を進めました。可能な限り出社日数と人数を制限しつつ、準備をしたメンバーたちの努力や心遣いがあってこそ、このサプライズは実現しています。

東京オフィスでの発送準備の様子

当日、参加スタッフが一斉にBOXを開封した際に驚きの声が上がりました。当日まで開けないでほしいと言われていた白い小さな箱には、オリジナルのFICCロゴ入りタンブラーが同封されていました。「オンラインだからって妥協したくない。リアルでは集まれないけど、オンラインも結構いいじゃんと思ってもらいたい。」という中村の想いは確実に伝わっていたのだと。全員がタンブラーを掲げ、2020年度年末全社会はスタートしました。

miroを活用し対話で始まるグループ分け

左:miro上で参加者が動き回る様子、右:チーム分けの参考書籍「宇宙飛行士選抜試験

今回は、全員がオンラインで参加していても誰が何をしているかがわかるインタラクティブな体験ができるよう、オンラインホワイトボードツールのmiroが導入されました。出席確認だけでなく、イベント参加時のチーム分けもこのmiroで行われました。Zoom上で話をしながら参加者の動きを可視化することで、双方向でのコミュニケーションが可能になります。このチーム分けと年末全社会のストーリー設計を担当したのは、5年前から年末全社会の運営に携わっている齋藤です。オンラインでの開催だからこそ、参加者一人ひとりが受け身にならず、かつ「会の盛り上がり=わちゃわちゃ感」をどのように設計するかが課題だったと言います。
まずは、ブレイクアウトルーム(Zoom)で振り分けられた数人のグループで話し合いをし、個々人の気質や特性ごとにチームスキルに必要な資質を割り振っていきます。これで決まると思いきや、さらに細分化されたチームに割り振りされるという、二段構えの手法。凝った演出に参加者から驚きの声が上がります。
齋藤は、フルリモートで働くようになり個の時間が多くなったからこそ、チームでの働き方について考えることが多くなったと語ります。「働く環境と同じように、自分で働くチームも選択できたら面白いのでは?」そんなチーム設計に対する考えのある彼女だからこその演出だったのでしょう。
ここで決定したチームで会は進行していきます。

オンラインで対話を深める仕掛け-謎解きゲーム-

謎解きゲームの一部。言葉を埋めていくと、次の出題へのヒント「段ボールの中」を知ることができる

火星に帰るための宇宙船の燃料をゲットするというミッションの元、チームメンバーで話し合いをしながら謎解きゲームに挑みます。
仕掛け作りで参加スタッフを楽しませたいと運営に参加した、山内の担当がこの謎解きゲームです。業務であまり関わりのないスタッフともチーム全員で意見を交わしながらミッションクリアを目指します。実務で使用している共同編集アプリGoogle Driveからフォルダを検索したり、MARSBOXにヒントが仕込まれていたりとデータとアナログを行き来しながら、手を動かして謎を解く導線となっていました。ゲーム中、FICCで日々使用しているチームコミュニケーションツールのSlackも活発に動いており、「謎解きはコミュニケーションツールとして優秀」と語っていた山内の工夫が感じられる内容でした。

ゲームの解説に盛り上がる参加スタッフ一同

ひとりでは成り立たないことを他者と協力し互いの特徴を活かし実践していくためには、どんな場面でも相互理解が必要になるのがチームであると。改めてこの時間を通して考えることができました。

オンラインで対話を深める仕掛け-コンセンサスゲーム-

続いて新たなゲームでイベントは進行していきます。「砂漠で生き延びる為にチームの力を合わせて、複数のアイテムを重要だと思う順番に並び替えろ」という内容で、コンセンサスゲーム(課題に対してグループ全員で話し合いコンセンサス=合意を形成するゲーム)に挑戦していきます。この企画を担当した運営メンバーは、常日頃から「物事を機会と捉えて発想するようにしていた」と言う加田木。リモートに移行した現在だからこそ、「オンラインだから年末全社会ができない」のではなく、「オンライン開催だからこそ新たにできること」を実行すべく、今年も年末全社会の実施を決めたのだと振り返ります。
そしてこの企画では、参加者に新たな気付きやチームワークの大切さを実感できる内容にするべく、個人の解答よりもチームで出した解答のほうがスコアが高くなる傾向が強いコンセンサスゲームを選定したと言います。ゲームを通してじっくりと対話をすることで、チームメンバーの仕事以外での新たな一面を見つけることができた時間でした。一人の知見や思考ではたどり着けない場所を見出せるのはチームの良さであり、チームの存在意義なのでしょう。

世情に合わせて皆が喜ぶ景品を

ゲーム終了後、合計スコアが高かった上位3チームに対して表彰が行われました。
役員である荻野・森・戸塚が用意した景品は、定額制動画配信サービス「NETFLIX」のギフトカードや、飲食店を先払いで応援するプロジェクトを展開するWebアプリ「さきめし」のチケット、お肉のギフト券と、家で過ごす時間を少しでも楽しんで欲しいと考えて選ばれたもの。外出が制限されたこんな時期だからこその気遣いに心温まります。受賞されたチームのみなさん、おめでとうございます。

今後も変化し続ける環境で社内の繋がりをさらに強くしていくために

イベントの最後に、代表の森はこのように言いました。「良い意味で裏切られる年末全社会だった」と。オンラインを制約と捉えるのではなく、特性を長所として活かした内容だったからこそのコメントでした。
FICCでは、自身の想いを伝え合う風習「ONE FICC」が文化として根付いているからこそ、運営メンバーたちの想いから出た問いを融合させることで、参加した各々が改めて会社やチームで働くことに対する新たな気付きを感じられた「MAKE ONE FICC!!」になったと思います。

開催後、集まったアンケートでは社内からこんな声が届きました。

  • オンラインでここまで出来るのかととても感動しました。
  • 難解な問題があることでコミュニケーション量も多くなり、とても良いイベントだった。
  • 体感としてはみんなが参加できる仕組みにしてくれていたので、あっという間でした。
  • FICCは、いろんな人がいておもろいなと改めて感じました!
  • ゲームの難易度が高すぎて商品化できるのでは?

また、フィードバックを日常的に送りあっているFICCスタッフだからこそ、より良いイベントにするために改善できることにもたくさんの声が寄せられます。そこで、運営メンバーも振り返りをし、次回に向けての改善案を話し合っています。

「今回の年末全社会はオンラインだからこそのチャレンジができた。プロジェクトは結果に目がいきがちだけど、初めから100点が出せるわけではないし、社内のイベントでは結果にこだわらず、自分のやりたい事にポジティブにチャレンジしてみてもいいんじゃないかなと。まずはやってみるという文化が根付くといいですよね。」ー齋藤

「振り返ると、運営メンバーのチームワークが素晴らしく最高のチームだったと改めて実感。イベントの準備を通じて、リモート下では相手に配慮をしながらも遠慮しすぎないフットワークの軽さも大切だと気付きました。ちょっとした悩みでも、オンラインで顔を見ながら相談することですぐに解決することが多かったです。今後は社内コミュニケーションのアップデートのために、オンラインランチ会の継続や、働き方を考えるワークショップ、日常として何気なく組み込まれている1on1の質を向上させる業務に取り組んでいきたいと思っています。社内でやりたいことは追いつかないくらい…本当にまだまだたくさんあります。」ー中村

今まさにFICCでは、オンライン下でのコミュニケーションを追求している真っ只中です。今後も、急激に変化する環境と多様化する働き方の中でのコミュニケーション方法を模索しながら、新たな可能性にポジティブにチャレンジしていきたいと思います。

MITメディアラボ石井裕教授とFICCの哲学から読み解く、パラダイムシフトを起こす“独創・協創・競創”とは?

石井教授の第一部講演動画は、記事最後よりご覧いただけます。

去る11月11日に開かれた「MITメディアラボの石井裕教授×FICC オンラインイベント」。約2時間にわたって開かれた本イベントの第一部では、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ副所長・石井裕教授による講演が、続く第二部ではプルデンシャル生命保険ライフプランナー・宮島妙さんを交え、石井教授とFICC代表・森啓子の3名によるディスカッションが行われました。
FICCはブランドマーケティングエージェンシーとして、ブランドや企業はもちろんのこと、人の想いや存在意義(パーパス)を社会の価値に変えていくことを大切にしている会社です。
価値観が激動しパラダイムがシフトし続ける現代において、私たちに求められているのは、世界の変化のベクトルを見定める視座に、揺るがない哲学、そして変化に柔軟かつ迅速に対応する適応力。そう考える森は今回のイベントで、100年、200年先ものビジョンを創造する石井教授と、人の生き方に向き合い続けている宮島さんと共に、「急速に変化を続ける今、私たちはどこへ向かうのか? 求められることは何か?」を読み解きます。より多くの方々にその哲学に触れていただき、“気づき”を得る機会になることを願って。

株式会社エフアイシーシー 代表取締役 森啓子

第一部:「独創・協創・競創のための美学・止揚・物語 未踏峰連山を目指すクリエイターへのメッセージ」

FICC代表の森がMITメディアラボ所長の石井教授に出会ったのは、森がマサチューセッツ芸術大学大学院生だった15年前に遡ります。講義のために同大学院を訪れた石井教授の思想やビジョン、言葉、作品……その全てはまさに“目から鱗”となる強烈な体験でした。身近な事象を引用しながらもポエティックで美しく、これまで触れたことのない新たなものの見方に引き込まれていきました。教室の中だけで交わされるコミュニケーションに留まらず、時空を超えて、教授の見ている世界がまるで眼前に現れたかのようだったと森は言います。
この時たった一度きりの講義でしたが、多大な衝撃と感銘を受けたことがきっかけとなり、以後、森は石井教授と親交を深めることになりました。
アメリカで過ごした大学・大学院時代の6年間を、「ひたすら自分への問いに向き合い、感覚を研ぎ澄ませ、自分の視点と他者の視点を交えながら対話する日々だった」と森は振り返ります。この時の経験が現在、「ブランドや社会、企業のビジョンはもちろんのこと、人の想いや存在意義をどのように社会の価値へと変えていくのか?」という問いに真剣に向き合うFICCのビジネスに活かされていることは言うまでもありません。

マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ副所長 石井裕教授
石井教授が受賞したACM SIGCHI 生涯研究賞(ACM SIGCHI Lifetime Research Award)

さて、NTT ヒューマンインタフェース研究所勤務、GMD研究所客員研究員などを経て、1995年にMITラボ教授に就任した石井教授は、「ディジタル情報と計算に物理的実体を与え、直接操作可能(タンジブル)にする」というアイデアから生まれた「タンジブル・ビッツ」に取り組み、これまで多くの作品を発表してきました。さらに2012年からは、タンジブル・ビッツの概念をさらに進化させた「ラディカル・アトムズ」という世界観を提唱し、“原子レベル”でプログラミングすることで物体の形状や性質を自由に変化させるという、驚きのイノベーションに取り組んでいます。
世界最大級のメディアアートフェスティバル「アルスエレクトロニカ」など数多くのアート・デザインの国際会議に招致され、世界的な評価を得て、2019年には米国計算機学会(ACM)のコンピューター・ヒューマン・インターフェイス部門(SIGCHI)において最も権威ある「生涯研究賞」を受賞されました。

タンジブル・ビッツの概念を進化させた「ラディカル・アトムズ」を表す図。詳しくはこちら

どこへ向かって行くのか?

今回のイベントの第一部では「独創・協創・競創」をテーマに、石井教授の講義はスタートしました。「独創=世界に通じるオリジナリティの徹底追求」、「協創=尖った独創性を有する少数精鋭チームを創り、ビジョン共有・共鳴を通して切磋琢磨すること」、「競創=世界のライバル達と最前線で競いつつ、彼らをあっと言わせる夢と追い抜かれる恐怖との間で、連続飛躍すること」であると端的に指摘しています。それを踏まえたうえで、不連続かつ断続的に起こる変化に直面する現代に生きる私たちが、「世界はどっちへ向かっているのか?」「自分はどの方角へ進むのか?」という問いを発した時に、まず自分のいる場所を俯瞰する必要があると石井教授は言います。“木を見て森を見ず”ということわざがありますが、引き合いに出されたのは“人工衛星的な高度の視座”。というのも、世界地図をつくってもランドスケープは急速に変わっていきます。そこで大事なのは地図ではなく、コンパス(磁針)であるということ。特にこのインターネット時代においては、情報も流水のごとく変化していきます。このように不確かな未来を抱く現代において、自分たちがどこに向かって進んでいくのか、その進むべき方角に明確な信念を持つことが重要なのです。

また、変化というのは極めて破壊的である、という石井教授の言葉も象徴的です。2010年にアイスランドで起きた噴火により欧州の空域を火山灰が覆い尽くし、飛行機の自動航行システムが機能を失ったことを例に挙げ、そのような困難に面した際に求められるのは「直感」でしかないと言います。ただ、その本能に近い直感というものを瞬発力をもって作動させるためには、美学・哲学を常々磨いておく必要があり、その力こそが、破壊を機会へと変えていくことになるでしょう。
「MITラボがどういう機関なのかよく尋ねられるのですが、様々に異なる考えを持った人が同じ場所にいて、議論が尽きません。しかし、その違った考え方がぶつかり合うからこそ、新しい機会が生まれます。それが分野を超越した新たな流れに向かっていく。これこそがTransdisciplinary(=学際)と言われもののエッセンスではないかと思うのです」(石井教授)

まさにこれは、FICCが大切にする「学際的リベラルアーツ」による価値創造への考えや想いと輪を描くようです。お互いの存在を感謝し、多様性を受け入れ、価値創造を実現する。そのようなリベラルアーツに基づいた考えを、組織の文化としてだけでなくビジネスの指標として組み込むことで、ビジネスと組織文化の本当の意味での融合が実現する、とFICCは強く信じています。
人の数だけ存在する問いは、その数だけ答えがあるのは当然のこと。同時にそれは、答えがないという“答え”なのかもしれません。しかし、そこに光があるのではないでしょうか。
一つの正しい回答があることを前提とせず、一人ひとりが自身のユニークな視点をもって問いに向き合う。そしてそのプロセスを通じ、社会に繋がる既成概念を覆すさらなる問いを創造する。FICCでは社員が様々な視点や気づきを持ち寄り、対話によってクロスシンクする場を定期的に設けているのもそのためです。個々の想いや視点を掛け合わせることで、事業部、チーム、プロジェクトなど組織内の様々な共同体において新たな価値創造へと繋げていく。そのようなイノベーションを生み出したいと考えているのです。

FICCの組織テーマ「ONE FICC ー CROSS THINK TO INNOVATE」。詳細はこちらにてご覧いただけます。

登山家になるか、造山家になるか

今般の新型コロナウイルスによる混乱の事態にも明らかなように、既にテクノロジー至上主義の考え方は破綻し、さらに絶対安全という“神話”はもう存在しないと言えるでしょう。石井教授は、イギリスの政治家ウィストン・チャーチルの「人間が歴史から学んだことは、歴史から何も学んでいないということだ」という皮肉な言葉や、岩手県の花巻を訪れた際に見た詩人・宮沢賢治の肉筆原稿についても言及します。書いては消すことを繰り返し、苦悩と葛藤をしながら言葉を選んだ詩人の、身体の痕跡と精神の軌跡が残された手書き原稿。その中にこそ感動の源泉はあるのだ、と。

滑らかに、まるで踊るように、石井教授が発する言葉は紡がれていきます。これまでに制作した作品を実例に挙げながら、時に哲学者や政治家、文筆家、アーティスト、発明家らの言葉をメタファーとして交えながら、様々な分野を横断していきます。石井教授の「深いアイデアが思いついた時は、それをアートとしても表現したいし、デザインとしても形にしたい。そしてサイエンスやテクノロジーの世界にも貢献したい」という言葉の通り、そう、私たちがそれぞれ生きている世界や考えている物事は、決して分断されているのではありません。科学、数学、経済、政治、スポーツ、音楽、文学、美術……と、すべては繋がりがあります。その繫がりを発見しようとするかどうか。さらにその発見を自身の仕事や生き方にどう活かすのか? そう問われているようです。

最後に石井教授は、「出杭力=打たれても打たれても突出し続ける力」、「道程力=原野を切り開き、まだ生まれていない道をひとり全力疾走する力」、「造山力=未踏峰連山を海抜ゼロメートルから自らの手で造り上げ、世界初登頂する力」という、“三力”について話してくれました。「自身がMITを選んだ理由は、頂が雲に隠れて見えない高い山であったからです。しかし、それは幻想でした。そんな山など存在しなかったのです。山そのものを自分の手で海抜0メートルから創り上げ、世界初登頂すること。そして世界に“私も登りたい”と言わせること。それが生き残りの条件です。技術は陳腐化して置き換えられていきます。でも、本当の哲学や美学、ビジョンというものは未来に永続して世界を照らし続けます。その未来を生きている人たちに何を残したいのか、どう思い出されたいのか。そんなことをいつも考えています」(石井教授)
私たちは問われます。「あなたは登山家なのか、造山家なのか?」そして、「その山はどこにあるのか?頂上は見えているか?」と。

※ 石井教授の第一部講演動画は、こちら。もしくは、記事最後よりご覧いただけます。

第二部:「既存価値体系を壊し、パラダイムシフトを起こす『卓袱台転倒力』とは」

続く第二部では、「幸せで安心なライフプラン&マネープラン」をテーマに掲げるプルデンシャル生命保険ライフプランナー・宮島妙さんを交え、「独創・協創・競創・美学」という4つのテーマから、3者の視点を交えたディスカッションが行われました。

プルデンシャル生命保険株式会社 東京中央支社 コンサルティング・ライフプランナー 宮島 妙 氏

さて、宮島さんの仕事であるライフプランナーはその名の通り、金銭面に関わることだけでなく、例えば「これからの働き方をどう変えたいのか?」「子どもの教育についてどう考えるのか?」「親の介護にどう関わるのか?」といった個々の問題に積極的に関わり、その人らしく生きるために何ができるかを考える仕事です。宮島さんは「ライスワーク(ごはんを食べていくために働くこと)×ライフワーク(自分の使命と思える仕事をすること)」を掲げ、唯一無二の働き方を見つけることを大事にしているそうです。今回のイベントのテーマの一つである「独創・協創・競創・美学」は、彼女の仕事においても大きな鍵となっていると言えるでしょう。

まず「独創」について。特に日本では、真にオリジナルなアイデアや突拍子のない発想が尊重されにくく、調和を重んじる傾向にあります。第一部で石井教授が「出杭力=打たれても打たれても突出し続ける力」の重要性を話してくださったように、出る杭を打つ現代社会を生き抜くため、FICCでは自身のストーリーを語る力を伸ばすことを大事にしています。
FICCが経営のコアに掲げる「学際的リベラルアーツ」は、日本では一般教養ととらえられがちですが、もとは古代ギリシャ・ローマで人を自由にする学問として誕生しました。要は、いかに自分の思考を固定観念や既成概念から解放し自由にできるか、ということを追求する学問です。FICC代表・森は、「日本社会は異質なものを同質化する傾向が極めて強いですよね。なぜかというと、異質なものが何かわからないことによる周囲の恐怖心があるからだと思います。その心が出る杭を打つことになる。しかしこれは、同質化しようとする側の責任だけではなく、異質である側も語る力が必要だと思うのです」と話します。FICCが「あなたの心が踊るものは何か?」と徹底的に社員一人ひとりと話し合う時間を設けているのは、独創の源泉とは、社会の属性ではなく、自分自身のストーリーから生まれるものであると森は考えるからです。そしてストーリーを語るうえで重要なのは、「なぜ?」について一歩踏み込むこと。そうでなければ、自身の物語に説得力は生まれません。

森が語るリベラルアーツ。詳細はこちらにてご覧いただけます。

宮島さんはこの自身のストーリーを語る力について、毎年訪れているというフィンランドの学習方法を紹介しました。幸福度や学力の世界ランキング上位に常に位置するフィンランドでは、偏差値ではなく“学び”が生活に活かされています。高校生にもなると自立した人間としてみなされ、例えば、自身の口座を開設するというのは象徴的です。自分の将来の生活や生き方について具体的に考えるきっかけとなるでしょう。学校の先生が進路相談で、「友達とどんなトピックを話している時にワクワクするか」や「どんなカテゴリーの本が好きなのか」などを聞きながら生徒の進路をサポートするということにも、宮島さんは大きな感銘を受けたと言います。

ここで石井教授は、「人は“どうやって(How)”という疑問に偏りがちですが、“なぜ(Why)”を追求することが大事」だと話します。なぜを追求し語る力を持つことで、本質となる美学や哲学の次元まで高めることができるだろう、と。

多様性が生む独創性、そして協創・競創へ

そして「協創」について。森は「建設的批判による議論の価値がなかなか認められず、切磋琢磨の機会損失が大きい現代社会において知の協創を実践するには?」と質問を投げかけ、多様性の大切さに触れました。ただし、「多様性と言っても、それ自体がゴールになってしまうと多様でないものを多様にしようというところで留まってしまう」と言います。多様なことが貴重なことであるところまで昇華させることが肝要であるとし、前述した個々の独創の物語から社会の課題や価値へと循環させる取り組みを続けることを強調しました。習慣化することで組織の中の仕組みを変えていくという試みです。

また、宮島さんは、職業の枠を超えて様々な分野の人々と交流することで見え方は変化すると言います。今回のイベントのように、「ブランドマーケティング×○○」と、○○の中には例えば、都市開発、科学技術、メディアなど多様な分野や物事を掛け合わせることで、自身の考えを揺さぶるような発想に出会える、と。

石井教授にとってその“掛け合わせ”とは、学生や同僚たちと共に山を登り、また造山を目指すことにあります。タンジブル・ビッツやラディカル・アトムズというビジョンを持って、個々の独創と掛け合わせることこそが協創だと言えるでしょう。
「人によっては、ビジョンやコンセプトという抽象的なものが好きな理論家タイプもいますし、具体的なことをコツコツと進める人もいますよね。私が鼓舞したいのは、地に足をつけて技術を習得し世の中にある問題に適用しながら、一方で、高い次元から新しいコンセプトを考えることを並行してやるということです。きっと、抽象度の高いビジョン・理念と、具体的なものがいつか繋がる日はやってきますから」(石井教授)

続いて「競創」とは、宮島さんにとっては、「お客様がどんな仕事の方と繋がれば役に立てるのかを考えながら、争うというよりは共に創っていくという考えに近い」と言います。コンペティションで1位をとるかどうかではなく、例えばプルデンシャルという商品の保険であれば「商品×○○」という意味で、他のマーケットと共に創ることを大事にしたいと強調しました。

そして石井教授は現在取り組むラディカル・アトムズを例に挙げ、「マテリアルサイエンスから大きな刺激を受けています。マテリアルそのものを新しくデザインし、現在主流の『ヒューマン・“ガジェット”・インタラクション』ではなく、その先に来る『ヒューマン・“マテリアル”・インタラクション』に大きな未来を感じている」と話します。人間とマテリアルの関係性を変化させることで、遠く離れた場所にいる人の動きや熱をも触覚として感じることができ、また、過去の記憶にも触れることができるという革新的なビジョンは、まさに独創・協創・競創によって実現するのでしょう。

ブランドマーケティングにおいては、マーケティングのあり方、ビジネスのあり方そのものを変えていく必要がある、と森は力を込めます。既存のマーケットの中で刈り取り合うようなあり方ではなく、企業独自のマーケットをつくることが重要です。社会的意義とは創造性といっても過言ではありません。そもそもなぜブランドは存在するのか?という問いを常に持ちながら、その存在意義を考え、人の心を動かし記憶に残るクリエイティブ(=美学)を創出する。そして社会と経済の価値へと変えていく。それによって切磋琢磨し、抜きつ抜かれつの関係として競創・共創できるブランドマーケティングの姿ができれば、ビジネスと社会的意義の繋がりも必ず見えてくるはずです。

常に“今”を基点とし、人々の記憶に残る存在になれ

森は、「イノベーションを生み出す仕事において、美学と人のストーリーが存在するかを常に意識し、人々の記憶に残るものを目指すことが重要です。FICCでは、それぞれの人の独創や物語とそれらのクロスシンクにより、イノベーションを起こすプロセスを開発しています」と話します。しかし逆説的に、未来に残るイノベーションについて考えた時、その時間軸を紡ぐものは唯一、人々の記憶でしかありません。
私たちにとって時間とは、過去・現在・未来を基軸にするのが当然と思われがちですが、ここで森は、「すべては現在しかない」という、ローマ帝国時代の哲学者・アウグスティヌスの思想を紹介します。「過去は現在の記憶の中にあり、現在は意識の中にあり、未来は現在見る期待と意欲の中にある」という哲学者の教えは、石井教授の「未来記憶」という思想にも通底するようです。人々は過去の記憶を思い出し、不確かな未来を思い描くものですが、「僕は未来を想い出す。遠い未来の人々が、僕の見た夢を思い出してくれる夢を通して」と、詩的で美しく強いメッセージを石井教授は放ちます。このように、200年後もの未来を視野に入れて創造を続ける石井教授は、「美学」についてこう話します。
「何が美しいかを感じるのはとても大事なことですが、一つ、未完成であることに惹かれます。完璧に完成してしまってはどうにもならない。例えば、4Kや8Kの素晴らしく高精細なピクセルで画面の隅々まで埋め尽くしてしまう映像よりは、松尾芭蕉の俳句のように字間や行間を想像力で埋めることによって、遥かな宇宙を心の中に描くことができる、その喜びが大切だと思うのです。楽しいことだけでなく寂しさや孤独にも目を向け、静寂や間、聞こえない・見えない余白を残し、それぞれが生きてきた人生の記憶や感動によってその余白を埋めて初めて完成する。そういう表現が僕はとても大事だと思っています」

そう、独創・協創・競創、そして美学の哲学を通して見えてくるのは、やはりそこに「あなたの存在があるか?」「あなたのストーリーはあるか?」ということです。

「人は自由に見えても自由ではないな、と思う時があります。自分の物語を生きていいんですよ。真っ白なキャンバスがあって自由になんでも描いていい。でも思考のフレームとは、いろんな人と対話しないと、縛られているものがあることに気づかないもの」(宮島さん)

「存在していないことによって、かつてそこにあった存在が想起される。そんなプレゼンス・オブ・アブセンスという概念に強い関心があります。今そこにいる、あるいは今そこにいない。または、永久に失われてしまった。人生はまさにその繰り返しだと思います。ただ、そういう概念というのは私たちを突き動かす強いエネルギーになっています。「不在」から想起される「存在」はものすごく心に響いてくる。だからこそ、人類の歴史は、私たちが語り継がなければならない未来記憶だと思うんです」(石井教授)

本イベントを開催させていただいたことで、FICCにとっても多くの気づきがありました。今なぜFICCが存在するのか?という問いに常に立ち戻り、関わる人々の存在意義が創造の価値の中にあるのかを問い続ける。そして、あらゆるブランドと人が社会的意義ある存在意義によって、未来を創り続けている世界の実現のために、一つひとつの“今”を大切に励んでいきたいと思います。

※ 石井教授の第一部講演動画は、下記にてご覧いただけます。

【AW2020:Asia セッションレポート 2】中川政七商店 緒方氏と語るパーパスとプロフィットの両立に必要な4つの視点

森と中川政七商店 緒方氏

SDGs(持続可能な開発目標)の期日まで10年をきった2020年。広告業界やマーケティング業界では「パーパス」や「サステイナビリティ」といった言葉が飛び交っています。しかし、FICCではこれらがPRや一時的なブームであってはならない、と考えています。
そしてパーパスに責任を持つということは、戦略の起点となる「資源」として捉えることではじめて、パーパスとプロフィットの継続的な両立が可能になるのです。

今回、世界最大級のマーケティング・コミュニケーションのプレミアムイベント「Advertising Week 2020:Asia(AW2020:Asia)」にて、「ビジョンファースト経営」を実践されている会社として多くのメディアでも注目を集めている中川政七商店 取締役 緒方 恵氏と、FICC代表 森啓子による、「『パーパス』に責任を持つ覚悟はあるか」と題したトークセッションが行われました。

本記事では、緒方氏と森のトークセッションの内容を交えながら、パーパスとプロフィットの両立に必要な4つの視点をご紹介いたします。

「個々の存在意義を見つめないことは、社会、ビジネス全体においても機会損失」FICCが目指すパーパスを軸にした経営とは

セッションではまず、ブランドの存在意義と経営のコアについてのお話がありました。

緒方氏(以下、敬称略):ビジョンにおいては、「自分たちがどう生きるか」という視点を大事にしています。人と人の付き合いにおいて重要なのは、その人がどう生きてるか、そしてその生き様を信頼できるかどうかが重要で、言ってしまえば好きか嫌いか。この視点は企業においても大事だなと。

なぜなら、今後の購買行動というのはますます投票行動と等しくなっていきます。消費者は「この会社に残ってほしいから」と投票の意味も込めて買うという購買心理が働くわけです。

すなわち、価格や便益だけで消費者が行動しなくなったいま、いかに好感を得て、共感を積み上げ、信頼を勝ち取るか。そのために私たちは「どう生きるか」という確固たる信念が不可欠であり、それをどのように伝えるかがブランディングにおいて重要だと考えています。

画像提供:中川政七商店

では私たちのビジョンはというと、「日本の工芸を元気にする」というのがビジョンです。当然、 “工芸” というのは私一社の話でなく、業界全体を指しており、 “元気にする” というのは職人が適切な報酬を得て、誇り高く生きている状態を指しています。
また、このビジョンを定量指標に置き換えると、KGIとして掲げているのは「日本で生産される工芸品の総流通金額」。つまり、自社SPA事業の売上というのは、ひとつのKPIなんですね。

そしてなぜこのビジョンが生まれたのか、その背景としてあるのは、工芸品の生産額はピーク時の5,400億円から1,000億円にまで減少し、職人の数も30万人から7万人へと減少、さらにその7割が65歳以上という、業界全体が右肩下がりをしていることが挙げられます。

このままでは日本のものづくりが危ない、日本の伝統的技術、風習がなくなってしまう。なんとか残したい――そういった危機感が使命感へと変わり、意義となり、自然と生まれたビジョンが、「日本の工芸を元気にする」というものでした
そして自社でつくって売るSPA事業だけでなく、コンサル事業や工芸メーカーの卸売などにも展開しているのは、中川政七商店が「なんでもやる」と覚悟を決めたからなのです。

森:緒方さんのお話は、まさにビジョンがブランドの存在意義でもあり、マーケットでもあるということを意味しています。そして、これはFICCが考えるブランドマーケティング、そしてパーパスとプロフィットの両立そのものです。

一般的に “ブランディング” と “マーケティング” は分けて話されがちですが、FICCでは「ブランドマーケティング」という考え方を大切にしています。なぜなら社会や生活者の中に意味として存在しているブランドこそが、マーケティングにおける最重要資源であり、結果的にはROE(ブランドエクイティを含む自己資本利益率)の高い経営ができると考えているからです。

そしてブランドの社会的意義による、極めて戦略的なマーケティングがなければ、パーパスとプロフィットの両立ができず、CSR(企業の社会的責任)やソーシャルグッド(社会貢献を目的とした事業活動や取り組み)の文脈に留まってしまうでしょう。
一方で、より多くのブランドが社会的意義を掲げたブランドマーケティングによって戦うことにより、新たな市場が創造され、より良い社会へ加速していくと考えています。

さらにこのことは、ブランドのみならず「人」も同じであるとFICCは考えています。同じマーケットを刈り取ろうとするのではなく、ブランドも人もそれぞれの存在意義によって独自の価値を生み出し、独自価値のコラボレーション、すなわち共創によって、ひとりでは成し得ないような、より大きな価値を社会に創造していくこと。これからの時代のイノベーションはそういった姿であると考えています。

ビジネスにおける達成すべき指標としてリベラルアーツに基づいた考えを組み込む。詳細はこちらにてご覧いただけます。

そこでFICCでは、経営のコアに「学際的リベラルアーツ」を掲げ、社員一人ひとりの想いや学びという極めてオーガニックな世界と、マーケティングというロジカルな世界を融合させ、個々の存在意義から新たな価値が創造し続けられる、パーパス・ドリブンなイノベーション組織を目指しています

リベラルアーツの本質は、問いに向き合い、自ら問いを創造し、互いの存在に感謝し合いながら、視点や知識を掛け合わせて価値を創造していくこと。そして、そういった組織をつくるために経営として大切にしているのは、「問うこと」です。

そこでFICCでは「答えを渡さない」ということを徹底しています。答えという枠の中に、一人ひとりの存在意義、パーパスを存在させることは難しく、結果そこに動機は生まれず、本人の主体性による独自の価値は生まれないと思うからです。

特にコロナ禍のいま、変化し続ける時代において、社会や組織が決めた枠、答えという枠の中で、独自の価値を創造し続けることは限界があるでしょう。
そして日本のように人口が減少している社会では、個々のパーパス、存在意義を見つめないということは、社会とビジネス全体において大きな機会損失であると考えています。

そしてFICCではこの想いを大義で終わらせず、ビジネスに繋げていけるよう、学際的リベラルアーツによる価値創造、イノベーションプロセスを自社の組織戦略へ、そしてビジネスのバリューチェーンに組み込んでいます

組織テーマ「ONE FICC ー CROSS THINK TO INNOVATE」。詳細はこちらにてご覧いただけます。

たとえば毎月実施している全社会では、ポジション、年齢、雇用形態に関わらず、所属する全メンバーで答えのない「問い」に向き合い、対話を通じて新たな「問い」を創造し、イノベーションの種を事業や専門領域におけるビジネスの価値に変えていく、といった取り組みを継続的に行っています。

ブランドも人も、自ら価値を創造し、より良い社会、より良い未来へと自走することができる――すなわち、「あらゆるブランドと人がパーパスによって、未来の価値を創造し続けている世界の実現」。これはFICCが掲げるビジョンであり、さらにFICCというブランドが社会に存在する意義であり、パーパスでもあります。

いかにパーパスとプロフィットの両立を実現するのか

森:コロナ禍でパラダイムシフトが起きているいまだからこそ、本質を見つめ直し、ブランドの社会的意義からブレることなく、ブランドの存在意義を起点に未来に対して何ができるかを考え、社会へ貢献する価値を創造し続けること。これこそが最も大切でコミットすべきことです。

そして「パーパスに責任を持つ覚悟」について、FICCでは下記4つの視点が大切であると考えています。

しかし、当然のことながらパーパスとプロフィットの両立は容易なことではありません。
そこでパーパスとプロフィットの継続的な両立のために何が必要であるのか、という問いに対して、新たに4つの視点について見ていきます。

1. ブランドの社会的意義である「ビジョン」を自社の優位なマーケットとして捉え、そのマーケットを創造していく

森:商品やサービスが求められるマーケットではなく、ブランドが実現したい世界、すなわちビジョンをマーケットとして描き、さらにそのビジョンが消費者や生活者、社会、ステークホルダーと多くの方に求められるマーケットとして描くこと。
そしてそのマーケットの中で提供されるベネフィット(顧客が商品から得られる良い効果)が、自社が保有している独自資源、または優位な資源によってもたらされること。

この2つの成立が、パーパスとプロフィットの両立における「競争力」という点で重要な1つめの視点です。中川政七商店さんの場合、ブランドが資源優位性を持ち、それによりベネフィットが提供されるという点について、どのようにお考えですか?

緒方:私達の場合は、ビジョンに基づく強い信念、すなわち「WHY」が強かったため、「HOW」と「WHAT」が増えていった、というのが肝だなと。強い「WHY」があることで、何をどうやるかという「HOW」と「WHAT」の抽象度がどんどん上がっていったんですね。

つまり、「WHY:日本の工芸を元気にする」に対して、「HOW:死にものぐるいで」「WHAT:何でもやる」となっていき、その結果、唯一無二の仕組みとなっていきました

そして強い「WHY」があることは、企業文化のアップデートにも大きな影響を与えています。
「日本の工芸を元気にする」という覚悟により、アグレッシブな経営判断が増えていき、300年以上続く老舗であるにも関わらず、社風はスタートアップのようなカルチャーです。
それが私たちの独自性を後押しし、その独自性に対する誇りというのが、エンドユーザー様にとっては接客の品質に跳ね返っていると思っています。

2. イノベーティブな社会的意義「パーパス」を見出す

森:2つめの視点として重要なのが、イノベーティブな社会的意義「パーパス」を見出すことです。「ビジネスにイノベーションを」とよく謳われますが、ブランドの社会的意義による戦略的マーケティングにおいては、パーパスこそイノベーティブな思考が求められます

イノベーションとは新しい技術や目新しいものを生み出すことではありません。私たちの中にある固定観念や社会の既成概念を解放し、新しい考え方により、社会をより良い姿へ導くことこそがイノベーションです。
そしてブランドがより良い社会のために新たな思考の一手を打ち、その思考が一般化し概念化していくことこそが、ブランドの社会的意義によるマーケット創造です。

そのためにも、業界や社会課題である固定観念や既成概念を覆し、よりよい姿へ導く独自の哲学を持つことが重要なのです。

3. 共感されるパーパスは、資源を調達しマーケットを創造する

森:3つめの視点として重要なのが、共感されるパーパスは、資源を調達しマーケットを創造するということです。
ブランドが見つめる社会課題と、その既成概念を覆す新たな思考や哲学、そしてそのストーリーが消費者、社会、ステークホルダーに求められ、共感されるほど、資源の保有力、資源の調達力が加速します。

資源というのは金銭的資源だけでなく、組織内での人的資源、また協業先やメディアなどのネットワーク資源も含まれます。社会的意義がより求められる時代だからこそ、経営やマーケティングに「共感」、そして「ストーリーテリング」が求められるのです。

4. パーパスによる「イノベーション」を、人と共に起こす

森:最後に、4つめの視点として大切なのは、パーパスによる「イノベーション」を人と共に起こすということです。
共感されるパーパスにより資源の調達力が加速することは、組織の垣根を越えた共創にも繋がっていきます。共創について、緒方さんはどのようにお考えですか?

緒方:ビジョンへの共感というのは、徐々にビジョンが自分たちだけのものではなくなっていくということ。顧客にとってビジョンへの共感というのは、投票行動の源泉となり、応援者になることであり、コンサル先などのパートナー企業にとっては、ビジョンが共闘のための旗印になります。

そして、それがそのままコミュニティという資源になっていき、我々の場合であれば「みんなで日本の工芸を元気にしていこう」という共通の目的、共通の価値観の共有によって、顧客と提供者、コンサル先とコンサル元といった垣根がなくなっていくのです。このコミュニティが新しいビジネスマーケットと言えるでしょう。

森:従来までは、新規事業や新商品開発について語られる際、顧客が解決したいことや自社の独自機能やベネフィットから価値を生み出していくことが主流でした。

しかし、これからの時代はそれだけでなく、より良い社会のために、ブランドや関わるすべての人たちのパーパスと存在意義によって、まだ消費されていない、無消費の市場に対してイノベーションを起こし、新たなマーケットを創造していくことが求められます。

おわりに:「互いの存在への感謝」が価値を創造する

セッションの終わりには、緒方氏より視聴者へのメッセージが送られました。

強いWHYが源泉となり、事業を急成長をさせた過程で知見が培われ、変化に強い強靭な企業文化が育ち、自社だけでなく共に戦ってくれる仲間や応援してくださるお客様が生まれる。つまり、イノベーションというのは、強いWHYによってもたらされた「知識」「文化」「コミュニティ」の掛け合わせで生み出された産物だとあらためて思いました。

そしてビジョンやWHYというのは、言ってしまえば会社として目指すべき「北極星」。目指す星が定まっていれば、みなが各々考えて行動してもたどり着くことができます。
そのため、あらためて自分たちが何者であって、どこへ目指すのかを固めれば、あとのことは自動で組み上がってくるのではないかなと思っています

FICCでは、強いパーパスと共に、社会的意義によるブランドマーケティングの知識によって、関わるすべての方々、クライアント、生活者をエンパワーし、パーパスとプロフィットの両立によって、より良い社会、より良い未来へと貢献していきたいと考えています。

そしてブランドの想いや一人ひとりの想いを社会に繋げ、それぞれのパーパスの「共創」によって社会価値と経済価値を創造すること。

その集合体がマーケットとなる世界を実現することができれば、この社会はより素晴らしいものになるとFICCは信じていますし、日本におけるロールモデルとなる企業になれるよう、強い意志を持ちアクションを続けていきます。

AW2020:Asia セッションレポート

【AW2020:Asia セッションレポート 1】広告でいかに生活者の視点を変え、より良い社会を目指していくのか。ロバート キャンベル教授に学ぶ3つのポイント

【AW2020:Asia セッションレポート 1】広告でいかに生活者の視点を変え、より良い社会を目指していくのか。ロバート キャンベル教授に学ぶ3つのポイント

森とロバート キャンベル教授

これまでの広告業界では、ROI(費用対効果)の向上にのみ目を向けるということが多くありましたが、いま広告業界に関わる多くのミレニアル世代は、企業に社会的意義を求め、広告主のビジネス成長と社会課題の解決の両立を模索しています。
しかし、これは広告主側だけでなされるのではなく、生活者の視点をも変えることができなければ、SDGs(持続可能な開発目標)含め、国際的な目標に対して日本企業が大きく貢献することは難しいでしょう。

今回、FICCが広告業界に勤める30歳未満の若者に、「お金を支払ってでも話を聞きたい人」についてアンケートを行った結果、多くのメディアでもご活躍されているロバート キャンベル教授の名前が挙がりました。

日本文化や日本人の意識について専門的な知見と客観的な視点をお持ちで、コメンテーターとして様々な社会問題を解説されているキャンベル教授に、ぜひ広告業界の若者をエンパワーしていただきたい――そんな想いから、より良い社会へと歩むために、日本人の意識を社会にどう繋げていくことができるかについてお話し頂けないかと、キャンベル教授にご相談させていただきました。

そして、お忙しいのにも関わらず、ご快諾いただき、世界最大級のマーケティング・コミュニケーションのプレミアムイベント「Advertising Week 2020:Asia(AW2020:Asia)」において、キャンベル教授とFICC代表 森啓子とのトークセッションが実現。

トークセッションでは「ロバート キャンベル教授に学ぶ『生活者の視点の変え方』」と題し、世界視点で見る日本人の “社会課題に対する意識” や社会構造について、また私たち一人ひとりが「広告を通じて、生活者と共により良い社会へと歩むには?」という問いに対して、若者以外にとっても、非常に多くの気付きを得られる内容となりました。

本記事では、キャンベル教授と森のトークセッションの内容を交えながら、キャンベル教授が語った「生活者の視点の変え方」3つのポイントをご紹介いたします。

ロバート キャンベル教授に学ぶ「生活者の視点の変え方」3つのポイント

1. 「ビッグピクチャー、すなわち全体感を見る機会」を広告世界で醸成していく

森:2017年、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」にて、2030年までにSDGsを実行することによる経済的機会は1,260兆円まで成長すると発表されました。そして今年、同ダボス会議では、あらためて戦略のコアにSDGsを掲げ、社会的意義による経営の重要性がビジネスリーダーに対して提言されました。これはコロナ禍における危機感とともに、社会的意義のマーケットが拡大していると言えるでしょう。

一方で生活者の意識でいうと、2019年8月に28カ国の16〜74歳 2万人を対象に実施された国際社会調査会社 “イプソス” によるSDGsに対しての意識調査では、日本は最下位という結果でした。現状の日本人の意識のままでは、社会、ビジネスにおいて大きな機会損失があると気づかなくてはなりません。

そういった機会損失を生み出している日本人の意識について、キャンベルさんはどのようにお考えでしょうか?

キャンベル教授(以下、敬称略):まず日本列島に暮らしている日本人が一枚岩ではない前提のもと、学校教育や日本語が持つ性質、また商習慣には、日本ならではの特色、そして日本人の意識が表れていると感じています。

そして災害が多い日本列島において、歴史を振り返れば、260年間一度も政権が変わることのない江戸時代を経験し、戦後においても60年以上、一政党による統治が行われているのを見ると、日本人の意識には「安定志向」や「各々の役割を果たしていく」というものが大きなフレームとして存在しているように見受けられます。

それにより、変化が起きにくい、変化を恐れる文化が日本にはあると感じており、変化する時代の中においても、人々の行動変容が加速されない、ブレーキをかけているものが生じてしまっているのではないでしょうか。

たとえば、 “ダイバーシティーが起きにくい” ということも日本の特徴のひとつでしょう。そしてダイバーシティーが様々な企業のイノベーションを活性化していくというのは皆さん知っているものの、「身近に体感することができない」という構造的な課題があると思っています。

一方で、「正しいことをやりたい」という意識は日本人の中にあるんですね。つまり、自分の持ち場できっちり成果を出していきたいという考え方は持っている。そのため、ビッグピクチャー(ビジネスや社会を取り巻く全体像)が見えて、そこから自分の学びや行動、仕事に結びつける機会、またそれが評価される指標というのが社会の中であればよいのですが、日本はそういった構造になっていないということが問題なのです。

そこで個人、そして組織としても、ビッグピクチャーを見る機会というのを増やしていかなければならず、広告の世界の中でそれを醸成していくことが重要だと考えています。

2. 変化や発言を恐れることなく安全であるという空気をつくる

ロバート キャンベル教授

キャンベル:またビッグピクチャーに加え、変化や発言を恐れることなく、安心できる、安全であるということを伝えることも重要であると考えています。

パソナ総合研究所の就労意識調査によると、会社を通して自己研鑽する、出世する等に対して、日本人が最も消極的であるという結果がありました。また起業意欲に関する項目では、日本は17位。しかしインドは上位に入っています。これはインドという国は、ユニコーン企業(評価額10億ドル以上の未上場スタートアップ企業)がアメリカ、中国に次いで多い国だから。
つまり、日本はユニコーン企業が少なく、身近に成功事例がないため、自分の安心して起業する、人や仲間を募るという環境が整備されていないことが調査結果に表れているのではないでしょうか。

さらに日本は、分業主義です。家庭の中での分業、職場の中での分業、また教育でも中学校、高校から文系、理系の選択があり、早期専門化が徹底されています。そのため、自分の持ち場の外へ歩み出すということに、不安を抱えてしまうのは当然でしょう。
たとえば外国語を学ぼうとするときに「変なことを言って、非難されるのでは」と思ってしまうことと同様のことが、横断的にこの日本社会には存在しているように思えるのです。

そうではなく、“Out of the box” すなわち自分の箱の外に一歩出てみる、そこでうまくいかなかったとしても箱に戻れる仕組み、敗者復活できる仕組みがそれぞれの企業や学校、市民社会の中にあることが重要です。

そして発言してもよいという空気、土壌をどうつくればいいかということについて、それぞれが自覚的になっていくことも大切です。
社会構造の問題であるゆえ、広告業界だけの取り組みで解決できる問題ではないかもしれませんが、そうした社会課題について消費者は潜在的にわかっているので、それを明示的に、「こういう問題がある」ということを見えるように表現することが広告世界で求められるのではないでしょうか。

3. 身近で実感しやすいものから「当事者意識」を生活者に抱いてもらう

森:生活者の考え方を変える上で、広告コミュニケーションの役割は非常に大きいと思うのですが、キャンベルさんはどのように思われているのでしょうか?

キャンベル:いまはSNSによって一人ひとりが自由に表現、拡散できる現代です。そんな中、与えられたアルゴリズムの中で取捨選択、情報を取り組む、購入するといったところから、もう一歩踏み込んで、消費者が能動的に当事者意識を持って動けるように広告世界が提言していく、推していくことが大切だなと感じています。

当事者意識がなければ、いくら企業がSDGsと掲げ、社会を良くするということを全面に打ち出しても、消費者は「そんなのを求めていない」となってしまうからです。

たとえば、消費者は(プロダクトが持つ)職人技であったり、デザインに興味はあっても、製造過程での革をなめすことによる水質汚染がどれほどなのかについては求めていませんよね。
しかし、「水が綺麗になり、漁獲量が戻り、おいしい魚を食べることが刹那的なことではなく、5年後、10年後の私たちの食卓に繋がるのだ」ということを、ときめき感も交えながら伝えるとどうでしょうか。
このように、社会問題を消費者が当事者意識を持って捉えられるような、そんな広告コミュニケーションが重要だと思っています。

森:「当事者意識」というのが1つ大きなキーワードですね。私たちの生活の中で、身近で実感しやすいものから当事者意識を得ていき、より良い社会や未来に繋げていくということが大事であるのだと、とても貴重な視点をいただきました。ありがとうございます。

日本人の意識、そして課題についてお話いただきましたが、社会的意義によるマーケットを戦略的に捉えていくためにも、日本人のポテンシャル、機会についてはどうお考えですか?

キャンベル:日本人は「空気を読む」とも言われますが、社会の空気を感じ、そこからどう自分が行動すべきかを考えるところに優位性があると思っています。
そして没個性、すなわち日本人は個々の表現が自粛的に抑制されがちであるものの、人々の話に耳を傾けるといった傾聴力があるため、足並みを揃えて皆で良い社会に向かっていけるポテンシャルはあるなと。特に昨今のコロナ禍における消費者としての行動が変容していく中では、日本が持つ一つひとつの特徴、資質が世界の求めるサービス、思考、政策に結びつく可能性があると思っています。

しかし、それを実現させるためには、資本、仕組み、表現媒体が不可欠です。構造として体系的に調整していくことが重要であり、そして広告媒体には生活者にどんな行動を起こさせるか、広告を通じて生活者の能動性を生み出していくことに、大きな役割があるのではないでしょうか。

ブランドと生活者が共により良い社会へと歩むために

世界的にも社会課題に対する意識が低いと言われている、私たち日本人。この問いに向き合うとき、「意識が低い」という課題だけに着目するのではなく、同時に私たち日本人のポテンシャルを見つめることを忘れてはいけません。

今回、キャンベル教授とのトークセッションを通じて、日本人が持つ傾聴力、それにより足並みを揃えて皆で良い社会に向かっていけるポテンシャルがあるからこそ、ブランドが信じる社会的意義ある世界(ビジョン)をビッグピクチャーとして、ブランドが生活者に示すことが重要であると、をあらためて学ぶことができました。
そしてブランドが示すそのビジョンに対し、生活者一人ひとりが当事者意識を持って関わることができるよう、問いを生み出すための余白を設けることも重要でしょう。

広告を通じて、生活者の視点を変え、ブランドと生活者が共により良い社会へと歩む。広告に関わる私たち一人ひとりが、この問いに向き合い、アクションを起こすことができれば、ビジネス成長と社会課題の解決、この両立がなされる未来を創造することができるはずです。
そして、様々なものが見直されている今だからこそ、社会における広告の役割についても、見直されるべきタイミングではないでしょうか。

FICCのビジョン。詳細はこちらにてご覧いただけます。

FICCでは「あらゆるブランドと人がパーパスによって、未来の価値を創造し続けている世界の実現」というビジョンを掲げています。
2020年からはFICCの経営のバリューチェーンにも、固定観念や社会の既成概念から解放され、一人ひとりの存在意義からバリューを創造するこの「イノベーションプロセス」を正式に組み込むなど、FICCが掲げる大義が大義で終わることなく、ブランドと一人ひとりの存在意義により、未来に繋がる価値を創造し成長し続ける企業を目指しています。

広告主や広告業界に関わる一人ひとりが、問いに向き合い、社会への価値へと変えていくことができれば、ビジネス成長と社会課題の解決を両立する未来を創造することができる、そう信じています。そして、ブランドと生活者が共により良い社会へと歩むためのイノベーションを起こし、未来に繋がる価値を創造し続けられるよう、私たちFICCはこれからもアクションを続けていきます。

──今回の「Advertising Week 2020:Asia(AW2020:Asia)」では、キャンベル教授以外にも、中川政七商店 取締役 緒方恵氏とFICC森による「『パーパス』に責任を持つ覚悟はあるか」というテーマでのトークセッションも行われました。
こちらについても「AW2020:Asia セッションレポート」と題してご紹介いたします。

AW2020:Asia セッションレポート

【AW2020:Asia セッションレポート 2】中川政七商店 緒方氏と語るパーパスとプロフィットの両立に必要な4つの視点

「2020年からは行動の10年」すべての企業はSDGsを軸としたパーパス・プロフィットマーケティングが求められる

※ スライド内の画像は国連が公開している動画より引用

2020年1月、ブランドマーケティングを専門とするFICC 代表取締役 森 啓子より、全社に向けた新年のスピーチが行われました。

2020年を迎え、国連が発表しているSDGs(持続可能な開発目標)の達成期日である2030年まで残り10年となりました。「Decade of Action(行動の10年)」のスタートとともに、日本企業がいかにビジネスによって社会価値を創出するか、世界からも注目を集めています。

今回、森による年頭スピーチより、あらためて日本におけるSDGsの現状からパーパス(社会価値)とプロフィット(経済価値)を創出したイノベーション事例の紹介、そして企業がパーパスとプロフィットの両軸で本質的な戦略やアクションを開始していくことが重要である理由について紹介いたします。

日本のブランドに求められるのはパーパスとプロフィットの両立

日本が世界から注目を集める2020年。
私たちは地球規模の問題を解決していかなければならない

森啓子: 2020年は年始からカルロス・ゴーン氏のレバノン逃亡、トランプ政権によるイラン情勢の激化と、世間を賑わすニュースが飛び交いました。そんな2020年は、日本が世界から注目される一年でもあります。

東京オリンピックの開催はもちろん、2020年4月には京都で「国連犯罪防止刑事司法会議」という、国連最大規模の国際会議が50年ぶりに日本で開催。また12月には「国際栄養サミット」が東京で開催されるなど、多くの国際的なイベントが日本で開催されます。

一方で、昨年末に開催されたCOP25にて「脱石炭」を示せなかった日本は化石賞という不名誉な賞を受賞しました。いまや二酸化炭素排出は国境を超えたグローバルな問題で、今後日本がどのような地球温暖化対策を提示するのか、という点でも注目されています。

そして、国連は地球上の共通目標としてSDGsを掲げており、2030年を達成期日として、2020年からの10年間を “Decade of Action”(行動の10年間)として全世界に呼びかけています。
二酸化炭素問題含め、平和問題、栄養の問題といった課題を地球規模で本格的に解決していかなければならない時代に突入しているのです。

企業はCSRだけでなく、サスティナブルにビジネスを大きくしていく「攻めの姿勢」が重要

森啓子: SDGsとは、貧困・飢餓・教育・ジェンダー平等・環境問題などといった、地球上に存在する多くの課題を放置することなく、地球上に生きる、一人ひとり、全ての企業、全ての国が責任を持つべきゴールとして設定されています。
そして17のゴールと169の具体的なゴールが設定されているのですが、いまだに多くのゴールにおいて、2030年までに達成できるペースをはるかに下回っている状況だと報告されています。

SDGsのランキングが2019年時点で162か国中15位である日本においても、いまだ達成できていないチャレンジが多く残っています。例えば「ジェンダー平等」。121位と後進国並みの順位となっているんです。

数字で見てみると、企業の管理職における女性比率は世界平均が27%に対して、 日本は12%。企業の役員における女性比率も世界平均が23%に対して日本は3.4%ですし、政治における女性比率も世界平均24%に対して日本は10%しかなく、どれも世界平均を半分以上も下回っているというのが現状で、ドラスティックな成長が求められている分野の1つです。

またSDGsのゴールの1つである「つくる責任・つかう責任」も日本では大きなチャレンジ領域となっています。特にフードロス(食品ロス)は非常に深刻な課題で、年間643万トンの食品が日本では廃棄されています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の1.7倍にあたると言われているんですね。

日本のフードロスには様々な原因があるのですが、日本では流通のルールに「3分の1ルール」というのがあり、これがフードロスに大きく影響しています。
3分の1ルールとは、製造日から「賞味期限」までの合計日数の3分の1を経過した日程までを「納品可能期限」、3分の2を経過した日程までを「販売期限」と設定されており、これらの期限を過ぎた食品は廃棄され、また各家庭においては「賞味期限」を過ぎた食品が捨てられていっています。
少しずつイノベーションが起こっているものの、流通の仕組みや商習慣など、まだまだ課題が山積みの状態です。

そしてSDGsには「守り(リスク削減)」「攻め(イノベーション)」「土台(経営戦略・ブランド戦略)」と3つの考え方があり、どれも重要です。
特に負の要素をなくしていこうという守りの姿勢だけでなく、社会的意義を持って、サスティナブルにビジネスを大きくしていこうという攻めの姿勢。クリステンセンが唱える「無消費」、すなわちまだ開拓されていない市場に対して、SDGsを軸としたイノベーションを起こしていくことが大切です。

また戦略自体に社会的意義を組み込んでいるか、という土台も重要なわけですが、こうした攻めの姿勢、土台づくりまでできている日本の企業はまだ多くはないと言われており、CSR的な活動に留まっている企業も多いのが現状です。

これからは「ビジネスを通じて社会貢献をしている」ブランドを選択する時代

森啓子: このように、インフラが整って世界的にも豊かと言われている日本であっても、いまだSDGsで解決できていない課題がたくさんある状況です。

そして、マーケティングをやっていく中で意識しなければいけないのが、「Z世代」の存在です。Z世代は、2020年に10〜25歳の世代、すなわち10年後の2030年には20〜35歳になる世代です。
彼らは、ただ社会貢献しているかどうかでブランドに共感をするのではなく、 “ビジネスを通じて” 社会貢献をしているかどうかでブランドを選ぶと言われています。

これまではパーパスがなくとも、消費者に選ばれるマーケティングが可能であったかもしれません。しかし、これからはメインの消費者となるZ世代の存在や世界的な動向、そしてSDGsの「行動の10年」として、企業やブランドがCSRに留まってはならないのです。

つまり、これからは未来のため、そして企業、ブランドが存続し成長し続けるためにもパーパスとプロフィットの真の両立が必須なのです。

『社会的意義を持つブランド』を増やし、そのブランドの成功を通じて社会に貢献する

森啓子: FICCも、2020年からの10年は「アクションの10年」です。そして、これからの10年を見据え、FICCに求められるのはパーパス・プロフィットマーケティングの啓蒙と、パーパスとプロフィットの両立をクライアントと実現していくこと。
そのためFICCのパーパスは “『社会的意義を持つブランド』を増やし、そのブランドの成功を通じて社会に貢献する” と定めています。

しかし、パーパスとプロフィットの両立はもちろん容易なことではありません。多くの企業が「守り」の姿勢に留まっているのも、そこに理由があります。
パーパスとプロフィットを両立するためには、イノベーションを起こす「攻め」の姿勢、そして社会的意義を戦略に組み込む「土台」が重要であるため、クライアントがパーパス・プロフィットマーケティングの推進のために、抱えている課題やハードルを、クライアントと同じ視点に立って共に考え、理解し、語り合える本質的なクライアントリレーションが大切なのです。

あらためて、これからの10年はFICCにおいても「アクション」がキーワードです。そしてFICCは一人ひとりの思い、学びがブランドと共に、パーパスとプロフィットの創造につながる会社を目指していきます。

そのためにも、社会価値、経済価値の創出についての学びを多様性から実現し、学際的リベラルアーツにより価値創造を行う組織として、FICC自体がSDGsのロールモデルとなる会社を目指して、共にアクションを起こしていきましょう。

おわりに:SDGsのロールモデルとなる企業を目指して

今回、森からの年頭スピーチの後、全社員にてスピーチを受けてどう思ったのか、今後どういったアクションをしていきたいかといった意見交換を行うワークショップを開催しました。
実際にワークショップで出た社員の意見を、一部ご紹介いたします。

無消費へのイノベーションについては、今まで以上に視野、視点をシフトさせていく必要がある。無消費の制約を捉えるためにも、しっかりと概念や本質を理解したアクションを導き出すのは、面白いチャレンジだと思う。

キャリア・業界・社会に対して一社員としてのアクションは、やはり大義に基づくマーケティングを世間に浸透させること。その中で私はデータドリブンでデータに基づく公平なジャッジができるデータの取得、分析ができるよう努めていきたい。

広告業の従事者として、特に企業やブランドの “つくる責任・つかう責任” への理解を深め、クライアントへ有用な提案が行えるよう準備していきたい。

森からもあった通り、SDGsのロールモデルとなる企業を目指しているFICC。現在企業の管理職における女性比率は世界平均が27%に対して日本は12%であると上述いたしましたが、FICCは現在世界平均と同じ27%の比率となっています。

そして、FICCがさらに目指していくのは、女性や男性などの枠ではなく、学際的リベラルアーツを企業文化の中心とし、「人」としてのサスティナブルな学びと価値創造の環境を実現すること。その結果、サスティナブルな企業成長が実現されるということを、FICCが体現し証明し続けます。

FICCが考える学際的リベラルアーツについて詳しく読む

【第1回】 働く上で自分の「興味」とどう向き合うべきか。リベラルアーツの視点から考える
【第2回】 「ありがとう」を生み出すには相手への理解が重要。人生を豊かにする学びとは
【第3回】 知識ではなく、人に提供する知恵こそが「価値ある学び」である
【第4回】 変化の激しい現代において「働く」ことを通じて、いかに人生を豊かにするのか

社員それぞれを認め、主体的なアクションを後押しするFICCの取り組みとは

先日行われたwevoxのイベントに登壇した弊社プロデューサー加田木

先日行われたwevoxのイベントに弊社プロデューサーの加田木が登壇しました。wevoxとは社員へのアンケートを通じて組織の状態を可視化できるシステムで、FICCでは2017年の夏から導入しています。(wevox導入の背景については、こちらのインタビュー記事をご覧ください)

wevoxでは、社員から集めたアンケートの結果をいくつかの項目に分けて見ることができるようになっています。今回のイベントでは、さまざまな項目の中で「承認・期待」の項目のスコアが平均値よりも高い会社が集まり、それぞれのナレッジをシェアし合いました。FICCでも「承認・期待」の項目で平均値より高いスコアが出ているのですが、そのための取り組みや風土をご紹介します。

社員の主体的なアクションを後押しするFICCのカルチャー

ミッション・行動指針についての説明が行われた「FICC KICKOFF 2017」の様子

FICCの風土をご説明する前に、会社のかかげるミッションと行動指針をご紹介します。

ミッション
学びの情熱、価値創造の情熱、そのものがビジネスである企業として、人が人であり続けられるための意義と環境を実現する

行動指針
“FIND A BETTER WAY” 〜 まだ見ぬ未来の価値のために 〜
– 主体性と創造性を持ち、学び続ける
– 互いを理解し認め合い、多様性を掛け合わせ、新たな価値を見出す
– 期待を超える価値を提供し続ける

FICCが目指すのは、学びの情熱そのものを価値としてビジネスを行う企業です。

社会に出てからの年数の方が圧倒的に長い人生において、働くことだけが目的となるのではなく、FICCでは「学び」という人の根源的な行為を見つめ直し、学び続けることの情熱や喜びがいつまでも続き、その情熱や喜びそのものが価値に変え、ビジネスを行えるような環境を実現することをミッションとしています。

また、私たちFICCが身を置くデジタルマーケティング業界は、日々テクノロジーや手法が進化し、クライアントへをリードし価値提供するためには、常に学び続ける必要があります。

そのためFICCでは「まだ見ぬ未来の価値」のために、学び続ける姿勢や新たな価値を見出し提供する姿勢を大切に考え、行動指針としてまとめています。

今回は、この行動指針から「主体性」「多様性」について詳しくご説明したいと思います。ここで言う「主体性」とは「自主性」とは異なり、「何をやるかは決まっていない状況から自分で考え、判断し行動する」ということを意味しています。また「多様性」を掛け合わせるという言葉の背景にはリベラルアーツの考えがあり、さまざまなバックグラウンドを持った人たちのユニークな視点が集まり、それらを学際的にかけ合わせて新しい知識や価値を創造するということを意味しています。

FICCではこのミッション・行動指針の下、個々が興味・関心を持つ分野や、それぞれのバックグラウンドを大切にしています。(ミッション・行動指針についての説明が行われた「FICC KICKOFF 2017」の様子はこちらをご覧ください)

人事ではなく現場のメンバーが社内エンゲージメント向上に取り組む

今回のイベントに登壇した加田木は、プロデューサーとしてクライアントワークを行いながら、社員のエンゲージメントを向上させるためのプロジェクトにも参加しています。

そもそもこうした取り組みは、人事担当が行うものなのでは?と思う方もいるかもしれません。では、なぜ人事担当ではない加田木が社内エンゲージメント向上のための取り組みを行っているのでしょうか。それは、過去に多くのチームメンバーが退職してしまう時期を経験した加田木の思いがきっかけです。一緒に働く仲間が会社を離れていく中、彼はなぜ仲間が退職してしまうのかを考えるようになり、「社員がより仕事にやりがいや誇りを持って働き続けられるような環境を作りたい」と思うようになりました。そこで出会ったのが“エンゲージメント”という考えです。

当時のFICCでは、エンゲージメントという言葉自体さえも浸透していない状態でしたが、加田木自らエンゲージメントに関する研究を行い、社員のエンゲージメントが向上すれば退職率が下がるだけでなく会社の生産性も上がり、ビジネス成長に貢献できるということを役員に提案しました。この主体的な提案に役員も賛同し、2017年から本格的に社内プロジェクトとしてスタートしたのです。加田木の熱い思いが広がり、今では現場のメンバーも社内エンゲージメント向上に繋がるアクションを積極的にするようになりました。

このように個人の学びへの興味やバックグラウンドを大切にするFICCですが、先ほどご紹介したミッションと行動指針が、主体的なアクションを後押しする礎となっているのです。

具体的な取り組みとして

実際のイベントでは、「承認・期待」の項目のスコアをあげる具体的な取り組みとして「成長目標設計」と「面談」についてご紹介しました。

成長目標設計は、年度のはじめに1年間の目標とそれを達成するためのアクションプランを立て、四半期ごとに振り返りをします。目標を明らかにした上で、そのためのアクションプランを細かく設定し、何が達成できて・何が未達成だったのか?を上司と一緒に振り返ります。そのため、今後、伸長すべき点と改善点について双方で認識を合わせることができるようになっています。また、半期ごとに役員と事業部長との面談を行い、成長目標に基づいた自己アピールの場を設けています。これらの結果として、wevoxの「期待・承認」のスコアに良い影響が出ていると考えられます。

このような取り組みやミッションや行動指針の共有を通して、会社が社員に求めることが明文化されたことにより、会社の用意した枠にはまった働き方をするのではなく、自分の興味やバックグラウンドを活かして新しい価値を会社に提供していくことが尊重される風土ができてきました。

今回のイベントに登壇した加田木のアクションは、それぞれの役割が明確に決まっている会社ではなかなか起こらないかもしれません。しかし、個々の「主体性」と「多様性」を大切にするFICCでは、自分の肩書きにとらわれることなく、会社をより良いものにしていきたいという気持ちを持って行動を起こすこと評価しています。

最後に

このようにwevoxでの「承認・期待」の項目において高いスコアを獲得するFICC。最近では、現場からも「〇〇なプロジェクトを企画して社内のエンゲージメントを高めたい」「ワークショップを企画して、社内にナレッジを蓄積させたい」などの声が上がるようになってきました。

今後もwevoxを活用し、継続的に社員へのアンケートを取り続け、結果に応じたアクションをマネジメント層を中心にとっていく予定です。引き続き、各々の主体性・多様性を大切にし、自走する組織を目指していきます。

現在FICCでは共に学び、クライアントに価値提供を行う仲間を募集中です。あなたの興味やバックグラウンドがFICCにとっての新しい価値につながるかもしれません。ご興味のある方は、採用情報をご覧ください。

FICC2017全社会を開催

2017年12月15日(金)にFICC全社会を開催しました。

FICCの年末に行う全社会は、みんなでわいわい飲んで楽しむ、いわゆる普通の忘年会とは少し異なり、FICC社内のメンバー同士のより深いコミュニケーションを目的としています。

毎年、有志のメンバーによって企画されるこの会。なんと、7月頃から準備が進められています。忘年会ひとつでも、目的を考えてプロジェクトとしてしっかりと設計していくのがFICCです。
今年はFICCの次なるステージに向けて、会社全体で知識と知識を掛け合わせてより高い価値に変え、ビジネス成長を実現していくというビジョンが発表された年であったため、テーマもビジョン実現に貢献できるものが採用されました。(ビジョンを含む「FICC IDENTITY」についてはこちらをご覧ください)

2017年のテーマは、某RPGゲームを彷彿とさせる「ガンガンいこうぜ」

仕事になると積極的ですが、意外とシャイな社員が多いFICC。会社全体でビジョンを実現するためにはシャイなままではいられません。そこで、メンバー同士がより自分らしさや、それぞれが持つ知識を周りとシェアできる文化形成のきっかけとなるようなテーマとなりました。

それでは、そうした背景で出来上がった今年度の全社会の様子をご紹介します。

某RPGゲームをFICC流にアレンジし、「ドット絵と森」がコンセプトに。

コンセプトに沿った会場装飾は、さまざまなブランドのショップやライブ会場等の装飾も手がけるivre.flowerさんにお願いしました。
当日は、東京・京都オフィスのメンバーに加え、2018年に入社予定のメンバーも含む総勢58名が参加。

ドットの似顔絵が入ったネームプレートを受け取り、思わず会話が弾みます。
それぞれの特徴を表現したドット絵は、制作メンバーによって作成されました。

乾杯の挨拶と新メンバーの紹介

毎年恒例、取締役 平野による乾杯の挨拶からスタートしました。

スライドもすべてドット絵で表現。

次に2017年に入社したメンバーの紹介。
今年もFICCはたくさんの出会いに恵まれ、次のステージに向けFICCの可能性をさらに広げる仲間が増えました。

Webメディアコンサルティング会社からFICCに転職したプロデューサー雨宮
2018年入社予定の大矢・増田
2018年新卒入社予定の鈴江

新メンバーの紹介が終了し、会場が暖かい歓迎ムードに包まれたところで、食事の時間に。
今回は、自然栽培・有機栽培の食材を使用するヘルシーな料理で芸能人にも人気のケータリングMOMOEさんに依頼しました。

ケータリングもドットや森をコンセプトとしています。

今回の全社会ではメンバーの交流を深めてもらい、より当日を楽しみに迎えてもらうため、事前にチーム分けを公表。
食事中には、それぞれのチームが用意してきたチーム名とニックネームの発表も行われ、会場は大きな笑い声で溢れていました。

事前の準備でお互いの共通点を発見したチーム。
有名美容室のスタッフになりきったチームも。

オリジナルコンテンツのスタート

全社会で行われるコンテンツ(ゲーム)も、テーマとコンセプトに沿ったものを運営メンバーがすべて企画しています。

RPGゲームをイメージしたオリジナルのスライドも準備。

ドット絵になってしまった身体を、みんなで協力しながら元に戻すという指令の下、
まずは、クイズの書かれたカードをもとに当てはまる人物を探しだすというコンテンツに挑戦しました。

それぞれのチームにクイズの書かれたカードを配布。
見事当てはまる人物を見つけ出し、笑顔になるメンバー。

こちらは、普段仕事をするだけでは知ることができなかった一面も知ってもらうために企画されたコンテンツで、お互いの意外な共通点等を話せたメンバーもいたようです。

続いては、チームごとにクリスマスツリーの飾りつけをするコンテンツに挑戦。

飾りつけに関わらない人を出さないために、一人ひとりに宛てたオーナメントを配る工夫をしていました。
会場が、一足早いクリスマスモードに。
なにやら、メガネを飾りつけるチームも。
荻野へ飾りつけのコンセプトをプレゼン。

最後に弊社代表の荻野による審査が行われ、メンバーのメガネを工夫して飾りつけたチームが1位に選ばれました。

表彰されるメガネチーム。
普段のポジションや役職に関係なく、和やかに会話を楽しむメンバー達。

メンバー全員の仲を深め、自分らしさや・それぞれが持つ知識を周りとシェアできる文化形成のきっかけを目指し、細々とした設計がなされた2017年度の全社会。会の中盤からは、緊張も解け活発な会話が生まれていて、まさに「ガンガンいこうぜ」を体現した全社会となりました。

参加者全員のドット絵で構成されたエンドロールで締めくくり。

2017年も、FICCにとって止まることなく進み続けた一年間でした。特に今年は、ミッションやビジョンをまとめて発表をした「FICC IDENTITY」やロゴ・VIの刷新、さらに秋にはオフィス移転を行うなど、変化の大きい一年でもありました。

来年も引き続き、さらなる成長と躍進を目指し、より良い会社になるよう社員一丸になって取り組んで参ります。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

FICC KICKOFF 2017 開催

先日、渋谷キャストにてFICC KICKOFF 2017を開催しました。

昨年度のパフォーマンスの振り返りから、2020年に向けての経営戦略や事業戦略、新ロゴや東京オフィス移転の発表、そして内部人事戦略の共有が行われました。さらに会の最後には、全社員参加のワークショップを行いました。

2016年度の振り返り

昨年度は「クライアントの欠かせないパートナーとして、独自の価値を提供する」というビジョンの下、「コンサルティング事業」「代理店事業」「メディア・プロモーション事業」「BXクリエイティブ事業」の4つの事業部体制となり、変化し続ける業界や市場において、ビジネス目標達成に向けたソリューションを、各チームが考えてアクションを起こすことが求められるチャレンジの年でした。

また、パーセプションフローやKPIの知識がデジタルマーケティングのスキルとなり、さらにマルチセグメントマーケティングの知識が合わさることにより、データマネジメントのスキルとなる…といったように、知識と知識が掛け合わさりスキルとなり、さらに新たな価値を生み出すというサイクルができ上がり、知識集約型のビジネスに繋がる一年となりました。

FICC代表 荻野:FICCの次なるステージに向けて、会社全体で知識を価値に変え、知識と知識を掛け合わせることで価値そのものを向上させ、ビジネス成長を会社全体で実現していく

FICC IDENTITY

続いて、取締役の森からミッションや行動指針、ビジョンについて発表がありました。会社全体で同じ方向を向いて、知識を集約して価値に変えていくため、ミッションだけでなく、FICCという「組織」やFICCで働く「人物」なども定義した“FICC IDENTITY”をまとめ、全社員に共有をしました。

“FICC IDENTITY”の内容は以下のとおりです。

共に学び続ける情熱を、まだ見ぬ未来の価値へ

ミッション
学びの情熱、価値創造の情熱、そのものがビジネスである企業として、人が人であり続けられるための意義と環境を実現する

組織
互いの存在に心から感謝し、高度な学びから大きな価値とビジネスを創造する組織

人物
価値創造を可能にする多様性を受け入れ、共に学び、成長し合うことに喜びを感じる

行動指針
“FIND A BETTER WAY” 〜 まだ見ぬ未来の価値のために 〜
・主体性と創造性を持ち、学び続ける
・相手を理解し認め合い、多様性を掛け合わせ、新たな価値を見出す
・期待を超える価値を提供し続ける

ビジョン
“LEADING BRANDS TO DIGITAL”
ブランドをデジタルへリードし、マーケティングにおいてクライアントの最重要パートナーとなる

新しいロゴ/オフィスの発表

そして“FICC IDENTITY”を踏まえて刷新されたFICCの新しいロゴについて、取締役の戸塚から発表されました。

新しいロゴは、3本のラインのシンボルとタイポグラフィで構成され、行動指針でもある“FIND A BETTER WAY まだ見ぬ未来の価値のために”という考えのもと、まだ見ぬ未来の価値のために、学び続け、挑戦し続ける私たちの姿勢を表現したものです。

今回新しいロゴの考案・デザインを手がけたアートディレクターの冨田

新ロゴに続き、10月に移転する新しい東京オフィスの概要について発表がありました。

新しいオフィスは、“FICC IDENTITY”を踏まえ、「学び」や「成長」に最適な空間として設計されています。特に、知識や情報の共有に最適なコミュニケーションスペースや、学びやインプットのために設計された読書エリアなど、新オフィスの象徴的なエリアをパースとともに紹介しました。

FICC 2017〜2020

続いて、2017年度から2020年度に向けての経営戦略・事業戦略について発表がありました。
今期は、より事業間での連携を強め、知識集約型ビジネスへの転換をして、FICC全体として大きなビジネス成長の実現を目指していきます。

セールス戦略について説明をする森
これまでのFICCの変遷と2020年に向けての事業戦略について説明する荻野
事業部長 稲葉・林によるメディア・プロモーション事業部の発表
メディア・プロモーション事業部 事業部長 稲葉
メディア・プロモーション事業部 事業部長 林
福岡によるBXクリエイティブ事業部の発表
村松によるDDD(データドリブンデザイン)事業部の発表
代理店事業部 事業部長 富田による発表

ランチタイム

ランチタイムでは、普段なかなか交流の機会が少ない東京と京都メンバーのコミュニケーションや今年度入社した新しいメンバーの紹介も行われました。

フードクリエイティブカンパニー素粒子さんによるケータリング
今年度入社のメンバー紹介も行われました

内部人事プロジェクト

ランチを挟み、戸塚から内部人事のプロジェクトについて発表が行われました。これからもFICCがサスティナブルに成長していくための「持続可能なエンゲージメント」の実現について、エンゲージメントの概念や現状の課題、そしてプロジェクトの全体像などとともに説明を行いました。

さらに、プロジェクトの中の一つである「ライフイベントのサポート」についても説明し、「FICCで学び、価値創造をし続けたい人に対して、ライフイベントに寄り添った長く働き続けられる環境構築を実現する」というミッションを掲げました。

一人ひとりの生き方が多様化する中、それぞれに合わせた働き方の選択肢を実現するための必要な要素について、「多様性」、「相互理解」、「教育」、「支援」の4つの観点で説明を行いました。

“FIND A BETTER WAY” ワークショップ

最後に、当日発表のあった「知識 ✕ 知識 = 価値」という考えを早速実践するワークショップを実施しました。

「2020年の東京オリンピック後の日本のデジタルマーケティングはどうなっているか?」というテーマで、特定の業界やトピックにおいて、5年後想定できる課題を定義し、その課題解決とクライアントのビジネス成長を両立させるデジタルマーケティングのソリューションを考えるというものでした。

知識と知識を組み合わせて新たな価値を生み出すという考えに基づき、各チームがそれぞれの知識や経験などを活かし自由にアイディアを出し、新たな価値を生み出すという、まさしくFICCの行動指針である“FIND A BETTER WAY”の実践の時間でした。

ワークショップを企画したプロデューサー加田木
チーム分けの発表
各チーム、議論が白熱しました
発表にフィードバックする荻野
発表の模様

各チーム、議論は大いに盛り上がり、とても見所の多い発表内容となりました。各チームの発表に対して、テーマとブランド双方の課題を抑えられているか、データ、もしくはデジタルが価値を生んでいるか、戦略的であるか、自分たちで実現可能であるか、そして説得力はあるか、という視点で役員による評価が行われ、1位から3位のチームへの表彰が行われました。

取締役 森から優秀チームへのフィードバックが行われました

今年度のKICKOFFは、経営からの発表だけでなく、全社員がインプットしたものをアウトプットできるワークショップも盛り込まれ、とても有意義な機会となりました。
これからも“FIND A BETTER WAY”の姿勢で、ブランドや企業のデジタルシフトをリードし、マーケティングにおけるクライアントの欠かせないパートナーを目指して参ります。

「恋の始まりは相手を知ることから」ブランドと恋に落ちさせる”ブランドストーリー”の導き方とは ― FICCデジタルマーケティング講座レポート

FICC初の試みとして、外部の方を対象にしたデジタルマーケティング講座を1月25日(水)に開催しました。

第1回目となる今回のテーマは「ブランドストーリー」。ブランドのことをターゲットに好きになってもらうために、ブランドとターゲットを繋ぐストーリーをどのように導き出すのか。導き出したブランドストーリーをどのようにターゲットへと伝えていくのかを実際の事例を交えてレクチャーし、最後にはワークショップを行いました。

なお、本講座はFICCで独自に作成したデジタルマーケティングにおける全25種類の教育プログラムの一部を使用しており、実際にFICCメンバーも同じように学んでいる内容です。

講師紹介:
森啓子(取締役/シニアプロデューサー)

米国の大学・大学院後、米国デザイン・広告会社で勤務。帰国後、2005年にFICC入社。グローバルブランドのマーケティング戦略、プロモーション施策、ブランディング施策のメインプロデューサーを多数担当。

【過去実績】 資生堂ジャパン:エリクシール、アクアレーベル、ANESSA / ユニリーバ・ジャパン:Lipton / ペルノ・リカール・ジャパン:Café de Paris / 理化学研究所:脳科学研究センター

ブランドストーリーとはそもそも何か

ブランドストーリーとは、
・ブランドから一方通行で伝えることではなく、ターゲットとの共通項目を通じて対話すること
・ブランドとターゲットを繋ぎ、ターゲットにブランドと長く付き合いたいと思わせるためのマッチメーカーのこと

です。

上記のようにブランドとターゲットの間を繋ぐ役割を担っており、実際の案件ではブランドストーリーをもとにして、様々な施策やコミュニケーション内容を考えていきます。

”お見合い”にたとえると、どういうことかが見えてくる

ブランドストーリーの説明をする際に、FICCのトレーニングでは”お見合い”にたとえています。

マッチメーカーであるブランドストーリーはパートナーを求める男女の間を繋ぐ役割を担っています。また、ただ繋ぐだけではなく、両方の共通項目を見つけて、対話をさせ、最終的には長く付き合いたいと思う人同士を繋ぎ合わせなければなりません。

そのためには、まずマッチメーカーがお互いのことをよく知らなければ、2人の間を繋ぐことはできません。どういう人が好きか?どういう食べ物が好きか?何を求めているのか?大切にしていることは何か?信念や価値観は?など…。

そのようにお互いのことを十分に理解した上で、それぞれが「伝えたいこと」と「求めていること」で共通している部分を見つけ出して、両方が長く付き合いたいと思えるように、2人ともが納得したうえで付き合えるように、それぞれの気持ちを分かりやすいように翻訳して伝えるのがマッチメーカーの役割です。

シンプルに表現すると、将来は幸せな家庭を築きたいと思っている女性に対して、彼女を幸せにできる、家族の幸せを第一に考えている男性のことをこれから作り上げる幸せな家庭像と一緒に紹介すること。つまり、2人が幸せになれるように出会いを演出し結びつけることがブランドストーリーに求められる役割です。

ターゲットのインサイトを徹底的に深掘りする

FICCではターゲットのことをより深く知るために徹底的にリサーチをします。ブランドとターゲットの双方を十分に理解できるまでリサーチを重ねて、インサイトの深掘りしていきます。

方法としては、ソーシャルメディアで人々が発信している情報を収集し、集めた情報を分析していく「ソーシャルリスニング」という手法を活用しています。

この時に重要なのは、事前に仮説を立て、リサーチをしながら仮説を常にアップデートしていくことです。そうすることで、最短距離でターゲットのインサイトへとたどり着くことができるようになります。

そして最終的なターゲット像をより明確にしていくために、一人称視点でターゲットの心理を描き出した ”I am statement” を作成します。これは分析から得られたターゲットのインサイトや、リサーチの過程で見つかったユーザーの特徴をもとにして作ることができます。

上記のようにターゲットの特徴を明確にしていくことで、ターゲットが望んでいることや大事にしている信念や価値観といったことが見えてくるようになってきます。

リサーチについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

ソーシャルリスニングを活用したマーケティングに役立つ分析方法:
https://www.ficc.jp/blog/analysis-method-using-social-listening/
コミュニケーション設計に役立つインサイトリサーチの3ステップ:
https://www.ficc.jp/blog/insight-research-for-communication-design/

実際にどうやって事例に落とし込んでいくのか

上記の内容を、実際に弊社で担当した事例を交えながら、どのようにブランドとターゲットをマッチングさせたのか。導き出したブランドストーリーをもとにして、どのように具体的な施策まで落とし込んでいったのかといったことを、普段使用しているフレームワークと合わせて紹介いたしました。

※ 実際の事例は、イベントにご参加いただいた方のみの公開とさせていただきます。ご了承ください。

ワークショップで渡された1枚のシート

その後、学んだことを実践するためにご参加いただいた方とFICCメンバーが一緒に、自身の好きなブランドや商品を題材に「ビジネス課題」や「機会」「ターゲット」「競合」を考え、最終的にはそのブランドの競合優位性からブランドストーリーを導き出すというワークショップを実施しました。

普段は事前のリサーチやクライアントブリーフなどから得た情報をもとに考えますが、今回は仮説をもとにして考えました。

満足の声をたくさんいただきました

ワークショップに参加した方からは「ビジネス課題の設定」の重要性を学んだという声を多くいただきました。

ブランドが抱える課題次第で、活用できる機会やアプローチするべきターゲット、さらには、競合として捉えるべきブランドやカテゴリーまでもが変わってきてしまうということを感じていただくことができたのではないかと思います。

また、合わせてFICCがターゲットの理解と同じぐらい大切にしているクライアントの理解という点からも新しい学びを得られたと、嬉しい反応をいただくことができました。

FICCでは常に”価値創造”ということを追求していますが、そのために「ターゲットが求めていること」と同じように「クライアントが困っていること」を深掘りしていきます。

ブリーフでも「なにをやりたいか」や「どういったことを訴求したいか」で終わらずに、「なぜそれをやりたいのか?」と深掘りしてヒアリングすることで、ブランドが抱えている課題だけでなく、担当者自身が抱えている課題も見えてきます。そうすることで、クライアントのパートナーとして同じ目線で課題に対して取り組むことができます。

そういったFICCが普段から大事にしている考え方や姿勢も学ぶことができたとの言葉もいただけました。

今後も開催予定です

今回はブランドストーリーをテーマにした講座でしたが、今後もデジタルマーケティング業界全体の活性化を図っていくために、FICCオリジナルの教育プログラムをもとにしたデジタルマーケティング講座を実施していく予定です。

今後のイベント情報は、FICCのFacebookページにてお知らせをしておりますので、ご興味のある方はぜひ ”いいね” をお願いします。

FICC全社会2016を開催

2016年12月16日(金)にFICC全社会を開催しました。

第1回目となった昨年の全社会はFICCグループ会社の各社が参加した会となりましたが、今回はFICC社内のメンバー同士のより深いコミュニケーションを目的に、東京・京都オフィスのスタッフ総勢57名が参加する会となりました。

今回も現場の有志による企画メンバーが編成され、企画はもちろん、会場手配から司会進行まで担当しました。彼らが考えた今回の裏テーマは “恥ずかしがり屋さんバイバイ”。意外と恥ずかしがり屋が多いFICC。普段なかなか話す機会のないメンバーや新しく入社したメンバーとも気軽に交流ができるような企画や演出が考えられました。

いわゆる普通の忘年会と趣の異なるFICCの忘年会の模様をご紹介します。

乾杯の挨拶と新メンバーの紹介

まず初めに取締役 平野による乾杯の挨拶から始まりました。

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取締役 平野による乾杯の挨拶
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今年もおつかれさまでした!

次に2016年に入社したメンバーの紹介。
今年もFICCはたくさんの出会いに恵まれ、FICCの可能性を広げてくれる仲間が増えました。

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映像プロダクションからFICCに転職したクリエイティブディレクター森田
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京都オフィスに入社したフロントエンドデザイナーのアイミル
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2017年度新卒入社予定のプロデューサーの伊藤

フードは今年も山フーズさんにご準備いただきました。

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山フーズさんによるフードケータリング
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東京の街に見立てられたサンドイッチやパテなどのフード
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おいしそうなフードに喜ぶFICCメンバー
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今回も山フーズさんのフードはとても好評でした

チーム対抗ゲームのスタート

歓談を挟み、今年の全社会のメインイベントであるチーム対抗によるゲームが開催されました。
今年ヒットした某怪獣映画や某ゲームアプリをオマージュした演出で、様々なミッションがチームに課せられました。

ミッション1:チームづくり

1つ目のミッションは、まずはチームをつくるところから。
それぞれのチームのリーダーが発表され、リーダーはヒントを頼りに、自身のチームメンバーを探すところから始まりました。

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歓談中に突然鳴り始めるサイレン音。スクリーンには『緊急事態発生』の文字
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ミッション1:チームづくり
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10月からFICCの採用をサポートしてくださっている株式会社MOLTSのそめひこさんも参加
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各チームメンバーの特徴が書いてある”エフモンカード”
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カードを頼りにリーダーはメンバーを探します

ミッション2:ケーキデコレーション対決

全チームが完成すると続いてのミッションが発表されました。
2つ目のミッションは、なんとケーキのデコレーション対決。弊社代表の荻野が審査員となり、各チームが作ったケーキに対するプレゼンテーションと味・見た目をジャッジします。

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隣の会場に用意されたクッキングスペース
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フルーツなどの食材の準備も山フーズさんのご協力にいただきました
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デコレーションの材料も数多く準備
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1つ目のミッションをクリアしたチームの順に好きな食材を選んでいきました
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チームに分かれてのケーキデコレーションのスタート
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ケーキのクリエイティブにこだわりを見せるディレクターたち
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ゲームを通じて自然とコミュニケーションが生まれました
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完成したケーキは、イチゴたっぷりのハートのケーキもあれば、
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洋梨とスターフルーツをあしらったケーキ、
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そして荻野の愛犬を模したケーキまで、各チームの個性が溢れるケーキが作られました
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そして、各チームによるケーキのプレゼンタイム
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ザクロをまるごと大胆にデコレーションしたケーキはインパクト大でした
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荻野の愛犬を模したケーキにナイフを入れ、どよめく会場(笑)
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荻野は合計9種類のケーキを試食しました

各チーム、材料を上手に使い、独創的なテーマで作り上げるチームや荻野の好みを的確についてくるチームなど、それぞれに個性溢れるケーキができあがりました。

ミッション3:謎解き

最後のミッションは、チーム対抗の謎解きゲーム。ヒントのメモを頼りに、メンバーで協力しながら、答えを導き出していきます。
前回の全社会でも実施された謎解きですが、今年は前回よりも難易度が高くなり、単純にクイズを解くだけでは答えが導き出せない内容でした。

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最後のミッションは謎解き
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各チームごとにチームカラーとなるTシャツを渡されました
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限られたヒントを頼りに答えを導き出します
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ヒントを頼りにスマホで検索するメンバー
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なんと、この謎解きのためにinstagramアカウントが用意されていました
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難易度の高い謎解きに苦戦するメンバー
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最終的な答えは、リーダーが着ていたチームカラーのTシャツをビリビリに破るというもの。自分の殻(チーム”カラー”のTシャツ)を破るということで、「恥ずかしがり屋さんバイバイ」という裏テーマの想いが込められていました

メンバー同士がお互いをより知り、コミュニケーションし、そしてゲームを通じて協力し合い、その結果、関係を深めるという企画チームの想いが詰まった内容でした。

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全社会の企画メンバー おつかれさまでした!
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最後は代表 荻野の挨拶で締めくくられました

2016年は新しい事業部の立ち上げや体制の導入、そして6月に開催したKICK-OFFミーティングでのミッション・ビジョンの再定義など、FICCにとって成長とチャレンジの一年でした。
引き続きさらなる成長と躍進を目指し、より良い会社になるよう社員一丸になって取り組んで参ります。2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

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当日のその他の写真は、FICCのFacebookページにてご覧いただけます。

静岡大学ビジネスコンテストに弊社プロデューサー森と土方が参加

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今年10月から約1ヶ月間に渡って開催された「第6回 静岡大学ビジネスコンテスト」に弊社プロデューサーの森と土方が審査員兼アドバイザーとして参加いたしました。

このビジネスコンテストは2011年より静岡大学情報学部生を対象に開催されており、今回で第6回目となります。授業でマーケティングを学ぶ学生も多く参加していることから、デジタルマーケティングサービスを提供している企業として、静岡大学情報学部行動情報学科教授の湯浦克彦氏にお声掛けいただき、参加することとなりました。

ビジネスコンテストは、「学生が利用者であるビジネス」、「学生が企業に提案するようなビジネス、あるいは自身で起業する対象となるようなビジネス」であれば内容は自由となっています。

10月中旬のキックオフセミナーから静岡で3回、東京で1回の計4回ワークショップが行われ、今回参加した静岡大学と津田塾大学の学生5チームがワークショップで現時点での内容を発表。その内容に対して弊社を含む、様々な分野の社会人アドバイザーがフィードバックをする流れで行われました。また、Facebook上に立ち上げられたグループを通じて、期間中であれば、学生と社会人アドバイザーが自由に交流できる場も設けられていました。

初回のワークショップでは複数のアイデア候補を紹介するチームが多かったのですが、回数を重ねる毎にアイデアが絞り込まれ、必要に応じてピボットを図るチームなど、提案が洗練されていきました。

最終発表と各チームの発表内容

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11月17日に、最終発表会が静岡大学 浜松キャンパスにて行われました。計5チームが発表したビジネスモデルは下記のような内容です。

・地域の学生交流に特化したイベント+居酒屋の予約サービス
・大学生向けのシェアハウスサービス
・地域の名所を見つけることができるアプリ
・自らの行動を肯定する言葉(言い訳)をかけてくれることで罪悪感が和らぐアプリ
・食物アレルギーを持った方を対象としたレストラン検索サービス

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最終発表は各チーム10分、加えて審査員からの質疑応答の流れで行われました。質疑応答ではマネタイズや実現性の観点からの質問が多く見られ、各チーム毎にあらかじめ設定された評価基準をもとに採点が行われました。

今回のビジネスコンテストでは「食物アレルギーを持った方を対象としたレストラン検索サービス」を提案した津田塾大学情報科学科3年生のチームが優勝しました。

FICCからのアドバイス

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弊社では新規事業開発を手掛けることは少ないですが、今回参加した森と土方はともにプロデューサーであり、マーケティングのバックグラウンドを持っていること、普段からクライアントに対してプレゼンテーションを行うことが多いことから、マーケティングの視点とプレゼンテーションの視点からアドバイスをさせていただきました。ワークショップの段階含め、アドバイスは下記のような内容でした。

ニーズとターゲットの明確化

アイディアベースの提案が多かったため、ニーズやターゲットを明確にすることで、市場規模を明確にし、ビジネスとしての実現可能性の判断をすること

データに基づいたロジカルな提案

提案に対して、根拠となるデータを含めていることが少なかったため、統計データの使用やアンケート調査を実施すること

競合サービスとの差別化

既に同じニーズを満たし、成功しているサービスがあることが多かったため、そのサービスとの差別化を図ること

ビジネスモデルの多様性

ビジネスモデルを広告収入としている場合が多く、広告収入の場合は、出稿主にどのようなメリットがあるのか(ジオターゲティングができる等)、また、広告収入以外のビジネスモデルも検討できること

プレゼンテーションの構成とテクニック

伝えなければならない要素と、要素を伝えるための図や表のテクニック。プレゼンテーションを聞く側の人物のリサーチによる感情を揺さぶるプレゼンテーションをすること

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弊社では、今回のような教育機関でのビジネスコンテストの参加や講義のほか、企業でのマーケティングに関するトレーニングなども行っています。ご興味のある教育機関や企業がいましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせはこちら

ディレクター杉本の「産休・育休いってらっしゃい会」

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東京オフィスのほぼ全員が参加!

こんにちは。執行役員/シニアクリエイティブディレクター戸塚です。
今回のinsideは、僕が執筆をさせていただきます。

先日、今月から産休・育休に入るディレクター杉本の「いってらっしゃい会」を、東京オフィスのメンバーで開催しました。

同僚のスタッフが自主的に企画し、東京オフィスのメンバーに参加を呼びかけ、今回の会が実現しました。

6月末に”FICC KICK-OFF MTG“と銘打って事業計画やビジョンを共有した全社会とは趣の異なった、スタッフたちの彼女への想いの詰まったアットホームな雰囲気の会となりました。

当日まで詳細を知らされてなかった彼女は、会場場所、参加人数、サプライズ演出など、すべてが驚きの連続で終始圧倒されていた様子でした。僕も内容を直前まで知らされていなかったので、純粋に楽しませてもらい、スタッフたちの企画と演出に感心していました。

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会場は表参道のIDOL
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杉本の周りは常に笑顔が絶えず、
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終始和やかな雰囲気でした。
(僕も楽しくてダブルピースしてますね✌️✌️)
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スタッフ同士、終始盛り上がっていました。

会の終盤、同僚スタッフからのサプライズ演出。
旦那さまからの手紙と思いきや。。。

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実は杉本の所属チームのマネージャー浜口からの手紙。
彼女が少しでもスムーズに産休・育休に入れるよう、引き継ぎやアサインの調整に尽力してくれました。手紙は、彼女へのお祝いと感謝の気持ちが詰まった内容でした。
(この後、ちゃんと旦那さまからの手紙もサプライズで披露されました)

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さらに、同僚やチームからのサプライズプレゼントに驚く杉本。
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最後は彼女からのみんなへのメッセージ。
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杉本の人柄とスタッフ同士の仲の良さを感じる時間でした。

杉本は、ケラスターゼのブランドサイト制作やリプトン ひらめき朝食キャンペーンを担当し、ディレクターとして活躍してくれていました。

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昨年11月から今年3月にかけてのリプトンのキャンペーン案件では、僕が全体のクリエイティブディレクションを担当し、彼女はキャンペーン景品であるキッチングッズのディレクションとデザインを担当してくれました。フォーク・ナイフからフライパン、そして冷蔵庫のドアにつけられるマグネットまで・・・、普段Webがメインの僕らにとっては、初めてのことが多く、なかなか大変でしたが、ラーニングも多い案件でした。

入社当初「Webだけじゃなくて、様々なもののディレクションができる”マルチ媒体ディレクター”になりたい!」と宣言していた彼女。まさか”マルチ媒体”がキッチングッズになるとは、僕も本人も思ってはいませんでした(笑)

しばし現場を離れますが、ママになって、さらにパワーアップし、戻ってきてくれることを心待ちにしています!

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FICC KICK-OFF 2016 開催

先日の2016年6月27日(月)に、ザ・リッツ・カールトン東京にてFICC KICK-OFF 2016を開催しました。東京メンバーだけでなく、京都メンバーも参加し、改めてFICCの進む方向を社員全員で共有、認識を合わせる機会となりました。

当日は梅雨にも関わらず晴天となり、窓からの緑がとても綺麗で、開始前の会場内はとても和やかな雰囲気でした。

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FICCのミッション、そして目指すビジョン

前半は代表 荻野の話からスタート。FICCのミッション、2020年までの経営ビジョンについて話をしました。また、社員一人ひとりが自身の力で大きな価値を提供できる人物になってもらいたいという想いも話しました。

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「FICCは顧客の欠かせないパートナーとして、独自の価値を提供する。相手がなにを必要としているかを理解し、そのために学び、強みを磨かなければならない」
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「みんな、自分にしか提供できない価値っていうのを仕事にして欲しい」

新たな事業部体制

続けて執行役員の森、戸塚より2016年の改革について発表がありました。

FICCでは今年度から、時代の先を見据え、クライアントへ価値を提供すべく新たな事業部体制を導入しました。市場やクライアントのビジネスを成功にリードする「コンサルティング事業」。戦略を実現する理想的なエージェンシーアサインをクライアントに代わって提供し、成長機会を創造する「代理店事業」。マーケティング戦略を軸に成果を最大化させるプランニングとディレクションを提供する「メディア・プロモーション事業」。ユーザーのブランド体験を最適化し、ブランドの価値向上につなげる「ブランドエクスペリエンスクリエイティブ事業」。これら事業を通じて、FICCはクライアントのリードと確かな価値の提供を目指します。

また、「価値提供」というキーワードを社内の共通言語とし、それぞれのチーム、そして社員一人ひとりがビジネス成長をより自分事化できる文化を目指す事も、執行役員から発表されました。

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「クライアントへの価値提供に本当に軸を置いているのかを真剣に考え、一人ひとり、そしてチームで自由にやっていってもらいたい」
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「FICCのビジネスは”人”あってこそ、成長したいという想いを持った人たちが集まる場所にしたい」

ランチタイム

そして今回の楽しみでもあるランチの時間。
カーテンを開けて、緑を眺めながら、前菜2品、メイン、デザートのコースをいただきました。

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パティシエが趣向を凝らしてくださったデザートの仕掛けに盛り上がる女子メンバー。

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各チームのビジョン発表

後半は、京都オフィスを含めた各事業部長・チームマネジャーが、それぞれのチームでどういったビジョンを実現していくかプレゼンテーションを行いました。

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コンサルティング事業・代理店事業 / シニアプロデューサー 富田
「マーケティングフレームワークの理解と実践を通し、FICCとしてのフレームワークの構築を目指す」
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メディア・プロモーション事業 / 執行役員 シニアプロデューサー 森
「INTERDISCIPLINARY TEAM ~自分たちそれぞれが学び経験してきた事と、キャリアとのリンケージを創造し、自分自身それぞれの価値を向上して欲しい」
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メディア・プロモーション事業 / シニアプロデューサー 稲葉
「自分が本当に面白い、感動する、うまくいくと思えるものに、人の気持ちを動かす重要な何かが宿る」
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メディア・プロモーション事業 / シニアクリエイティブディレクター 浜口
「多くの成功体験を得て、成功体験を習慣化する」
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メディア・プロモーション事業 / シニアクリエイティブディレクター 林
「我々は戦略の可能性を広げ、成功の確度を上げるために存在する」
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BXクリエイティブ事業 / シニアクリエイティブディレクター 福岡
「たくさんの あなた がモテるように」
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京都オフィス / シニアプロデューサー 村松
「I Have a Dream ~ 会社も夢を持っている、そこで働く人も夢を持っている、その夢をみんなで共有する事で、それを実現できる仲間になれる」

最終的に目指すビジョンはひとつですが、各チームの個性が色濃く出た発表内容でした。

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さらなる大きな価値提供をできる組織を目指して

そして最後に、取締役 平野からの挨拶、集合写真を撮って会が締めくくられました。

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「常にチャレンジし続け、変わり続ける会社が次に進んでいける」
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「これからが新しいスタート、人の可能性を伸ばしていける会社にしたい」
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FICCは小さなWebサイト制作会社からスタートし、今年13年目を迎え、第二創業期に突入しました。

これからも、FICCはクライアントへ独自の価値を提供し続け、クライアントと共に成長し続けるパートナー企業を、そして社員一人ひとりが自身の力で成長し、大きな価値提供ができる組織を目指していきます。

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FICCグループ全社会2015を開催

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2015年12月18日(金)に、FICCのグループ会社6社が一堂に集まり、全社会を開催しました。

FICC、VMLSTANDARDUNITBASEHIVER+の全グループ会社が集まるのは初めてのことです。

FICCは東京と京都にオフィスがあり、毎週定例のSkypeミーティングは行っていますが、人数が増えることで新しく入って来た社員や他事業部とのコミュニケーションが追いついていない状況でした。そこでもっとお互いにコミュニケーションを図り、以前から話をしたいと思っていたメンバーや同じ職種のメンバーと話ができる機会を作りたいという想いからこのような会を開催する運びとなりました。

さらに、FICCの東京・京都だけでなく、それぞれの専門分野を持った他のグループ会社のメンバーも参加することで、グループ全体で交流が生まれ、良い刺激が生まれることを目的としました。

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取締役 平野による乾杯の挨拶
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会ではまず乾杯の挨拶から始まり、各事業部・各社の紹介、今年のベストプラクティスの紹介、さらに新人紹介を行いました。

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フロントエンドデザイナー 冨田によるリプトン サー・トーマス・リプトンの実績紹介
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今年東京オフィスに入社した新メンバー紹介
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フロントエンドデザイナー 永井によるサントリー ペプシゴースト ミステリーフレーバーの実績紹介
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京都オフィス 齋藤による実績紹介
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来年4月入社予定の新卒スタッフの紹介
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歓談では、今回ケータリングをお願いした山フーズさんのフードと、鉄板焼き屋ト灯さんにご用意いただいたクラフトビールが楽しい時間を盛り上げてくれました。

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山フーズさんによる趣向を凝らしたフードの数々
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山フーズさんによる趣向を凝らしたフードの数々
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鉄板焼き屋のト灯にご用意いただいたクラフトビール

そして、今回の全社会の目玉企画は、全員が交流を図れるように思案を重ねた“謎解きゲーム”を開催しました。参加者約80名をグループに分け、一人一人に付いたキャッチコピーをヒントに、自分のチームメンバーを探すところからスタートしました。ここでは、今まで知らなかった他の会社のメンバーとも交流が生まれ、盛り上がった場面でした。謎解きの難易度も高く、メンバーも苦戦していた様子でした。見事に正解した上位3チームには、豪華賞品として1位は温泉旅行、2位は体験プログラム、3位にはSTARWARSの映画のチケットがプレゼントされました。

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壁に貼られたチームメンバーのヒント
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ヒントを頼りにチームメンバーを探す様子
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チームごとで協力して“謎解きゲーム”に挑戦
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難しい問題に盛り上がるメンバー

最後は、弊社代表の荻野の挨拶、そして集合写真を撮って会が締めくくられました。

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代表取締役 荻野による挨拶
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グループ会社 総勢約80名での集合写真

予想以上に盛り上がり、参加スタッフからは「楽しかった!」の声がたくさん挙がりました。
メンバー同士で士気を高めあったり、グループ会社同士での交流を通じて一緒に案件を進めることになったりと、全社会を通して良いコミュニケーションが生まれました。

今後も毎年全社会を続けていき、より良いコミュニケーションから、より良いサービスを提供できるように社員一同精進いたします。

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全社会の企画メンバー おつかれさまでした!